・FOLIO ROBO PROってどんなサービス?
・使うことでどんなメリット、デメリットがある?
・他のロボアドバイザーとどう違うの?
・実際に利用しているユーザーからの評判はどうなの?
この記事を見つけたあなたは、FOLIO ROBO PROを利用しようかどうか検討しているのではないでしょうか。
結論から言うと、FOLIO ROBO PROはとりあえずロボアドを始めてみたい投資初心者にオススメです。
ネット上での評判をくまなく探すと、利用者にしかわからないFOLIO ROBO PROの特徴が多数見られました。
この記事では、ネット上の評判から見られるFOLIO ROBO PROのメリット・デメリットを解説します。
最後まで読むことで、FOLIO ROBO PROを使うべきなのか、使うにしてもどのような注意点があるのかを知ることができるでしょう。
私も10万から投資してみましたが、約一年で+26,374円(約26%)の利益が出ました!
1.FOLIO ROBO PROはAIによる運用で誰でも気軽に資産運用ができるロボアドバイザーサービス
FOLIO ROBO PRO(以下ロボプロ)は、2020年1月に株式会社FOLIOとAlpacaJapan株式会社が共同開発を行なったロボアドバイザーです。
ロボプロの特徴は、運用アルゴリズムにAI(人工知能)を導入しているところです。
AI(人工知能)とは、学習・推論・認識・判断などに人間の知能のように学習・応用する力を持たせたコンピューターシステムのことです。
過去のデータなどから自主的に学習・分析し、論理的に最適な解や正確な将来予測をするのに向いているため、最近は多くの投資サービスに利用されています。
ロボプロは、LINEワンコイン投資など、投資初心者でもはじめられる投資サービスを運用している株式会社FOLIOがAlpacaJapan株式会社と共同開発したロボアドバイザーです。
共同開発に携わったAlpacaJapan株式会社は、金融機関の為替予測などの分野で採用されているAIによるスコアリング・システムを開発・運用するなど、AIの分析システムの開発で有名なIT企業です。
このAlpacaJapan社がETF(上場投資信託)を対象資産としたAI技術を個人向けに開発しました。
ETFとFOLIOのポートフォリオ最適化技術を融合させて開発した、投資の資産運用にAIを活用した進化版ロボアドバイザーがロボプロなのです。
どちらの会社も投資やAIに詳しくAI分野で実績のある会社が開発したサービスなので、ロボプロはかなり信頼性が高いロボアドであるといえるでしょう。
他にない特徴としては、
- 世界各国の株式や債券、通貨や銅や原油など、相場を先読みするマーケットデータを40個以上活用している
- 人間の能力では処理できない膨大な量のデータをAIで幅広く深く正確に分析して、将来予想を導き出している
- AIによる将来予測を元に、ダイナミックな投資配分変更をおこないパフォーマンスの最大化をめざしている
などです。
ロボプロではAI学習を運用に使用し、市場相場の状態に合わせて将来予測を柔軟に行い、AIが自動的にポートフォリオ(資産配分)毎月組み替え、積極的に利益を狙っていく運用をしてくれます。
なので、その時々の相場に最適な資産運用が可能となり、どんな市場の状態であっても運用実績を上げられるようになっています。
2020年は3月に「コロナ・ショック」と呼ばれるマーケットの大幅な下落がありましたが、2020年8月31日時点での7か月間のパフォーマンスは、対TOPIXと比較して+17.6%の成績を実現しました。
コロナ期でも安定的に投資を運用できるサービスとして今多くの人に注目されています。
さらに、AIが難しい運用をすべて自動で行ってくれるため、誰でも気軽にAIを活用した投資運用をはじめられるという点もあります。
一般的なロボアドバイザーは集めた資金を自動運用してくれるというサービスですが、運用面でAIを本格的に導入しているものはありませんでした。
AIを利用する従来のロボアドバイザーでは、投資家へのアドバイスのためにAIが使われているものや、資産運用だけにAIが使われているものはありました。
このように一部をAIによって自動運用するものはありましたが、全ての作業をAIに完全に一任することは難しいため、専門のファンドマネージャーが介入して操作していました。
一方、ロボプロでは従来型の運用とは異なり、ロボプロは投資に関わるプロセスをほとんど全て自動化しています。
資産運用に関してアドバイスを行うだけではなく、投資対象の評価と各資産クラスのリターンの予測、実際の運用などを全てAIがしてくれます。
他にも以下のことをAIがすべて自動でしてくれます。
- 資産運用における情報収集
- ポートフォリオの作成
- 投資先の決定
- 売買取引
- ポートフォリオの修正
- 税務処理
- 手数料計算などの処理
投資家は口座への入金と出金以外、何もしなくても他に比べて高い運用成果を得られることが期待できます。
忙しい人でも、投資経験がない初心者が投資を始めるために勉強したり専門家を付けたりすると莫大な労力とお金がかかるので、手軽かつゼロ知識でプロのように資産運用ができるのはうれしいですね。
実際に、過去のシミレーションでも平均年利8.5%を実現しているので、高いリターンを期待できますね。
他にも、
- 投資の際の特定口座が選べて確定申告が不要
- いつでも指定講座ならリアルタイム入金ができる
など、投資者が投資運用をしやすい仕組みも整っています。
このように、ポートフォリオ構築や対象資産のリターン予測にAIを活用しながら、市場のさまざまな変動リスクに対応して短期リターンを狙えるのがロボプロの大きな特徴となります。
予測と運用のすべてをAIが行ってくれるロボプロはまさに従来にはない進化したロボアドバイザーと言えるでしょう!
運用実績や会社情報を見てみても信頼できるサービスであることがわかりますね。
サービス名 | FOLIO ROBO PRO |
共同開発会社 | AlpacaJapan株式会社 |
運営会社名 | 株式会社FOLIO |
運営会社の本社所在地 | 東京都千代田区一番町16-1 共同ビル一番町4F |
設立 | 2015年 |
代表取締役 | 梶原 俊一 【代表経歴】東京大学大学院工学系研究科卒(工学系研究科長賞)。 2012年にバークレイズ証券株式会社に入社し、デリバティブ関連業務に従事。 2016年に株式会社FOLIOに創業メンバーとして参画、同年7月に取締役COOに就任。 |
資本金 | 91億2万1636円(2020年3月末時点) |
社員数 | 97人(2019年6月現在) |
主な資本提携・業務提携先 | LINE Financial 株式会社Rakuten Europe S.a.r.l.ジャフコ SV5 共有投資事業有限責任組合など |
上場有無 | 非上場 |
サービス開始年月 | 2020年1月 |
運用手数料 | 運用額3000万円まで:預り資産の年率1.1%(税込)運用額が3000万円を超える部分:年率0.55%(税込) |
最低投資金額 | 10万円 |
入金方法 | リアルタイム入金、銀行振込 |
投資対象 | ETF(米国株、先進国株、新興国株、米国債、新興国債、ハイイールド債、金、不動産) |
リバランス | 1ヶ月に1回、リバランスを実施※リバランスとは、相場の価格変動に応じて保有割合を再調整するこ |
2.FOLIO ROBO PROのリアルな評判・口コミ・体験談
ネット上をくまなく探し、FOLIO ROBO PROについての良い評判・悪い評判を抜粋しました。
中には実際のユーザーにしか分からないリアルな口コミ・体験談もあったので、FOLIO ROBO PROの利用を考えている人はぜひ参考にしてください。
2-1.FOLIO ROBO PROに関するいい評判・口コミ
Twitterでの意見
Folio Robo Pro 3ヶ月運用して + 6%, 抜群の出来に頭があがらない
Twitterでの意見
Folio Robo Pro
今年1月からスタートしてますが、いまのところ順調です
結構安心してみてられる
追加投資予定
短期間の運用でもしっかりと利益が出ているようですね。
Twitterでの意見
FOLIO ROBO PROの調子が良い!
もう普通のお任せ投資とかワンコイン投資やる意味ないのでは?
他のいろんな投資を多数するよりはFOLIO ROBO PROに専念する方が儲かるのではないかと考えるユーザーもいました。
Twitterでの意見
分散投資をしつつ、市場+αを、目指す。
ただしかし!
株式・債券・コモディティ・不動産、全てを駆使してリスク/リターンの最適化をしたいが、その全てを勉強をする時間も、失敗して学ぶ時間も、市場を眺めて取引する時間も、無い!
その時間すらも全てが機会損失にも思えるっ!
機会損失の回避、市場への追従のため、現時点での最適解が、FOLIO ROBO PRO と判断した。
もちろん、自分のレベルが上がり、市場に向き合える時間を作れれば、個別株・各 ETF の比率を上げていく!
知識や学び時間はなくてもとりあえず投資を始めたい人にFOLIO ROBO PROはオススメなようですよ。
Twitterでの意見
FOLIO ROBO PRO運用しています。何もせずに資産が増えるのは最高!
Twitterでの意見
最近FOLIOのROBO PROってやつを試してたんですけど
何も考えず放置してるだけでこの成績なら下手に個別株買うよりいい気がしてきてます…
本当に何もしなくても儲かるようですね!
Twitterでの意見
FOLIO ROBO PRO。
利用開始後の1.5ヶ月で、爆益もないが、ほぼ含み益を維持している。債券 ETF を含めた分散が効いており、ハイリターンを得るというより、下落耐性が強い印象だ。
自分はギャンブル気質が高め。個別株投資は味付け程度に留め、ほったらかしの方が成績が結果的によいかもしれない。
リスクを抑えて安定した利益を得られる投資をしたい人には向いているかもしれませんね。
Twitterでの意見
folio robo pro 今日の成績
しばらく実績ツイート休んでました。3月に2万円増額してます。
日経平均は月末まで値動き読めませんが、外部環境的にもチャート的にも4月くらいからジワジワ下げ予想です。どっちに行くかよくわかんない相場でもロボアド運用なら安心です~
相場は変動しますが、頼もしいロボアドが全て運用してくれるので投資家は安心してほったらかしにしておけるのはいいですね。
Twitterでの意見
楽ラップ、ウェルスナビ、ROBO PRO合計で250万くらい入れてるけどいろいろ見えてきた。
多分今から始めるならFOLIOのROBO PROが一番良い感ある
相場の変動が不透明な今の時期から投資を始めるならFOLIO ROBO PROがオススメという意見もありました。
Twitterでの意見
やっぱりロボアドはの中でFOLIO ROBO PRO(ロボプロ)は別格だと思う。
短期でこれだけダイナミックにポートフォリオをリアロケーションしていくのは見たことない。
ロボアドは1%の手数料が高いってよく言われるけど、この性能なら全然ありだと思う。
他と比べても高い手数料を払うことになってもFOLIOROBO PROが一番性能のいいロボアドだと考えているユーザーもいました。
Twitterでの意見
FOLIO ROBO PROは他のロボアドと違って、運用に機械学習AIを使っているロボアド。データの学習基盤整備は大変だと思うがどんどん賢くなって運用成績があがることに期待
ユーザーや運用年月が増えるごとにAIがより賢くなっていくので、長く使うと利益をたくさん得られそうですね。
Twitterでの意見
LINEスマート投資のROBOPROは、AI(エーアイ)です。去年の実績はプラス14%位らしいので、試しに最低金額の10万円で始めてみました。ただ毎日金額をチェックするだけなので、とっても楽です。投資の分の確定申告も、代わりにやってくれます。初心者にはお薦めだよーん
確定申告をしなくてもいい便利な投資方法もあるんですね。
Twitterでの意見
FOLIOのリスク回避すごいっすなあ。。。
リスク管理がしっかりとされていると安心ですね。
Twitterでの意見
ROBO PROのリアルタイム入金は便利
ロボプロのリアル入金という機能がユーザーに好評なようです。
2-2.FOLIO ROBO PROに関する悪い評判・口コミ
Twitterでの意見
folio robo proとやっとお別れできそう。1ヶ月半程運用したけど、私には良さがわからなかった
ロボのは愛着が持てないから私には向かないなってことが分かりました
これも一つの経験。
AIによる自動運用が味気ないと考えるユーザーがとても多いのが印象的でした。
Twitterでの意見
FOLIO ROBO PRO と
国内個別株集中投資。
今のところ、
FOLIO ROBO PRO は
①開始2ヶ月で含み損になったのは 5日のみ。
②下落幅が少なく急落耐性が強そう。
③個別株に比べて短期リターンは少ない。(一発逆転 FIRE には向かない)
結果、余剰資金の置き場としながら攻めるという位置づけがよい印象。
他に比べると短期的な利益が出やすい方ではありますが、それでも短期投資には向いていないようですね…
Twitterでの意見
FOLIO ROBO PROにふたたび預け入れるタイミングを探してる。
FOLIOからくるメールなどの広告は去年の実績ばかりで、今年の約3ヶ月を見極めるデータを示してないのが歯がゆい。
駄目な部分を認めている動画を見たけど、直近の動きを知りたいな。
過去実績は素晴らしいのですが、最近は以前に比べるとあまり利益を出していないようですね。
Twitterでの意見
さすが、ROBO PRO は 海外 ETF の組み合わせであって、安定感が素晴らしい。
個別株とのボラティリティの違いがよくわかる。
ただ ETF の性格上、短期のリターンは地合いには勝てない、か…
安定した投資には向いていますが、短期的にたくさんのリターンを得ることはできないようです。
Twitterでの意見
Folio Robo Pro:無限の可能性を感じる。とりあえずWealthNaviよりはいい。定期積立を手動でできない不思議な人にはおすすめできない。初心者よりマシ。しっかりとチャートを読めたり、企業分析ができて、投資にある程度時間を割ける人ならやる必要はないかも。
Twitterでの意見
Folio Robo Proで運用を始めて1ヶ月が経ちました。
1ヶ月運用をしてみてメリットデメリットが分かってきました。
自動積立ができるようになってほしい。
定期積立を自動でしたい人やある程度投資への知識がある人にはあまりオススメできないようですね。
Twitterでの意見
Folio ROBO PROは良くも悪くも投機色が強いサービスで、AIの判断ミスが発生します。とは言えウェルスナビと同等の成績を出せているのでTHEOより期待できます。Folioはテーマ投資が本業だと思うので早くそちらにもAIを搭載してほしいですね。
AIが将来予測を間違えることもあるようですね。
Twitterでの意見
せっかくのFOLIO繋がりで、FOLIO ROBO PROを試してみるのもいいけど、1%の手数料が難点よね。。
やるなら短期ね!
手数料が高いので利用を検討するユーザーも多くいました。
Twitterでの意見
NISAという仕組み上、銘柄を頻繁に入れ替えるTHEOやFOLIO ROBO PROの対応には期待できないので、私はウェルスナビでNISAをはじめようと思います。
NISAを利用したい人は他のロボアドを利用するという人もいました。
Twitterでの意見
他のサービスと併用できない
他のサービスとの併用が難しい点に不満を持っているユーザーがたくさんいました。
Twitterでの意見
既存のロボアドはリスク許容度を選ぶのにFOLIOは選ばないんですよねー。市場の状態で株式を増やすとか債権を増やすとか変わっていくものだからリスク許容度を選ばないでその都度AIが変更していくのも納得よ。
個人のリスク許容度は運用に反映されないようですね。
3.評判からわかったFOLIO ROBO PROのメリット5選
- アプリのデザインが見やすく初心者でも使いやすい
- 最新AIでロボアドにめずらしい短期でもリターンを得られる
- 申し込むだけですぐに運用開始できる
- 重要な情報が暗号化されており個人情報がしっかりと保護されている
- 他のロボアドに比べて損失に強い
評判からわかったFOLIO ROBO PROのメリットは5つです。
特に、他のロボアドに比べて損失に強い点が他のロボアドバイザーにはないメリットです。
なので、FOLIO ROBO PROはとにかく簡単にロボバイザーでの投資運用を始めたい人により強くオススメすることができます。
FOLIO ROBO PROに興味をお持ちの方は、具体的にどのような利点があるのかを確認しておきましょう。
3-1.アプリのデザインが見やすく初心者でも使いやすい
ロボプロは、他の投資サービスに比べて専用アプリの画面が見やすいとの意見がありました。
一般的に投資をするには、専門知識や市場の状態など、勉強して知っておかなければいけないことがたくさんありますよね。
サービスの提供側もある程度投資の知識を持っている人が見て分かるようにサイトや専用アプリを開発している場合が多いです。
そのため、どこにどの機能があるのかわかりにくかったり、専門用語で記載されていてわかりにくかったりなど、あまり詳しくない一般人には使いにくい仕様になっているものが多いです。
そして、投資にはリスクがあり、誤った判断をしてしまうと自分の資産を失ってしまう可能性もあります。
なので、投資のことに詳しくない初心者がいきなり専門用語を知らない状態で投資を始めるには敷居が高いと感じる人がたくさんいます。
つまり、サービスの使いにくさと一般人が投資を始めるには敷居が高いという世間の常識によって投資に興味はあるけどはじめられない人が多いようです。
しかしロボプロでは、そもそもほとんどをAIが自動でしてくれるので、投資家がアプリ上で行う操作が少ないため、専用アプリが非常に見やすい仕様になっています。
そのため、今の投資状況を確認したいと思うと、アプリを開くと誰でも簡単に確認できます。
さらに、アプリでは投資初心者にも分かりやすい記載がされているので、初心者でも見やすく理解しやすいロボプロの専用アプリは非常に評判がいいです。
3-2.最新AIでロボアドにめずらしい短期でもリターンを得られる
ロボプロではAIのデータを活用して市場の状態に合わせて利益が出せるように毎月ポートフォリオを組み替えてくれます。
AIによって運用管理されている一般的なロボアドバイザーは、長期に渡って運用するということを前提にでAIが自動で運用プランを組んでいるものが多いです。
そのため、長期的に運用しなければ利益を得られないものが多いです。
運用方法を変えるにしても、決まったポートフォリオの金融商品の中から投資家が選ぶことしかできません。
なので、投資家は自分で市場の状態を調べて将来予測をして商品を購入しなおさければなりませんでした。
自分で将来予測をするとどうしても主観が入り込んだり、個人でクオリティの高い分析を継続し続けることがほぼ不可能なため、短期での収益を加味した将来予測は立てづらいです。
そして、一般的にロボアドバイザーは長期投資を前提とされているものが多いです。
ロボアドでは開始後数ヶ月~1年程度の短期の値動きに翻弄されて資産を手放うと運用成績が出ない場合も多々あります。
長期運用が基本、短期運用は難しいと知っていても、短期で儲けたいと考える人もいますよね。
しかしロボプロでは、AIが以下の手順で毎月短期での収益性も加味してポートフォリオを変更してくれます。
- 40種類以上のマーケットデータを分析・統計し、市場の数百種類以上の特徴量を計算
- 特徴量から機械学習の技術を用いて大量の予測スコアを生成し厳選する
- 予測スコアを評価し平均精度が高くかつ性能のばらつきが少ない予測スコアを選択
- 予測スコアに基づいてた期待リターン・マーケットリスクを考慮して最適な資産配分を計算
- 毎月運用資産の値動きを予測し、1ヶ月に1回のリバランスをする
よって、ロボプロでは短期でもある程度のリターンを期待することができます。
ロボプロで使用されているAIは、比較的短期のトレンドに照準が定められ、短期の値下がりを緩和し、リターンにつなげる運用を目指して開発が行われました。
そして、AIが市場の状況を加味しながら資産配分変更のタイミングの判断ができるようになりました。
そのため、頻繁なポートフォリオの見直しが可能となり、短期収益も狙える運用ができるようになりました。
一般的にポートフォリオを組み直す際には多大な労力と時間、そしてお金がかかることが多いです。
しかしロボプロでは、投資資産を入金し、年間手数料を払うだけで毎月正確な将来予測を出し続けてくれるのでありがたいですよね。
ロボプロの短期でも利益を出しやすい特徴は他にないメリットと言えるのではないでしょうか。
3-3.申し込むだけですぐに運用開始できる
ロボプロでは、申し込むだけですぐに簡単に投資を始められます。
ロボアドでは、AIが運用の一部を投資家の代わりに行ってくれるので、他の投資サービスに比べると投資家がするべき作業や手間が省かれたものが多いです。
ですが、全てをAIが行ってくれるわけではないので、投資家にはある程度の知識と選択を求められます。
ロボアドのなかでも投資初心者でも使いやすいロボアドとして知られているウェルスナビとロボプロでを比較してみました。
ウェルスナビではサービスに登録後、6つの質問に答えることにより、5つの運用コースの中からあなたに合ったプランを提案してくれる仕様となっていました。
これだけでもかなり、投資初心者にとっては使いやすいでしょう。
ですが、もしかすると質問に誤って答えてしまったり、質問の意図が理解できなかったりするかもしれません。
しかし、ロボプロでは口座を開設し、運用資金を入金するだけですぐに投資運用をはじめられるので、投資家がすべきことは申し込みと入金だけという簡単な使い方です。
細かいことはプロに任せてとりあえず安全に簡単に投資運用をはじめられるので、全くの投資初心者には向いているといえるでしょう。
ただし、AIがその時の市場の状態に合わせてポートフォリオを自動で組んでくれ、投資を行ってくれるので、自分自身で取引方針を決めることができません。
運用コースを投資家の要望に合わせて選べるというサービスも多いですが、ロボプロでは独自のAIがマーケットを予測し運用するという1つの運用方法しかありません。
なので、分散投資、資金配分、投資方法などを自分で工夫をして投資をしたいと考える投資にある程度精通する人には向いていないかもしれません。
3-4.重要な情報が暗号化されており個人情報がしっかりと保護されている
ロボプロでは、投資に関わる情報を独自に暗号化する技術を用いて徹底したリスク管理を行っています。
投資には多大な金額をサービスに預けているので、万が一ハッキングや個人情報が外部に漏れたら困りますよね。
そのため、リスクに対する管理をしっかりと行っている投資サービスを利用したいと考える投資家が多いです。
一般的には日本投資者保護基金に加入しており、運用会社が倒産などした際に投資家に預入金の返還がしっかりと行われるサービスはリスク管理がしっかりしているという印象が持たれています。
ロボプロももちろん日本投資者保護基金に加入しており、分別管理がされているので、万一の倒産時にもしっかりと返還が行われます。
それだけではなく、
- 個人情報や取引記録など重要データの送受信を最新の通信方式による暗号化で保護
- データの保管時も全て暗号化が施されている状態で管理
- サイバーセキュリティ情報共有組織の金融ISACやJPCERT/CC早期警戒網などと連携したセキュリティ対策
が行われており、個人情報や投資の取引情報が外部に漏れないための徹底したセキュリティ対策がなされています。
返還補償だけでなく、重要な情報もしっかりと管理されているロボアドなので、信頼して利用することができますね。
3-5.他のロボアドに比べて損失に強い
ロボプロは株式相場の下落時でも損失が抑えられるという特徴があります。
ロボアドサービスのウェルスナビと比較して考えてみましょう。
ウェルスナビ、FOLIO ROBO PROのどちらも自動配分調整(資産リバランス)を備えております。
資産配分調整(リバランス)とは、相場の変動によりポートフォリオの資産配分が崩れた際に、売却・購入によりバランスを調整することです。
つまり、どちらとも相場の変動に応じた対応ができるようになっているのですが、ロボプロは特に「臨時リバランス」機能が優れています。
ウェルスナビでは、市場価格の変動により当初想定した資産バランスが崩れた場合に、リバランスにより配分を自動で整えてくれます。
しかしロボプロでは、ウェルスナビ同様に一般的なリバランスに加えて、市場が急変した場合には臨時リバランスをしてくれます。
臨時に資産配分をリバランスしてくれるので、市場の急変に素早く対応できます。
資産の減少を食い止めながら、今後の相場で最適と思われる資産バランスに整えられるのです。
つまり、ロボプロでは頻繁に臨時リバランスを行うことによりパフォーマンスの向上を狙っているのです。
実際に臨時リバランスを行うロボプロとそうでないウェルスナビの成績を比較してみましょう。
ウェルスナビの成績を検証してみると、2016年1月19日から2020年11月30日までの検証では以下の通りの結果となっています。
- リスク許容度1:+23.8%
- リスク許容度2:+30.6%
- リスク許容度3:+35.1%
- リスク許容度4:+39.6%
- リスク許容度5:+41.8%
一方で、ロボプロのサービス開始(2020年1月15日)からのパフォーマンスをTOPIXや一般的なロボアドと比較すると以下の通りの結果となっております。
1ヶ月 | 3ヶ月 | 6ヶ月 | ロボプロのリリース来 | |
ロボプロ | 4.64% | 3.16% | 8.85% | 10.35% |
一般的なロボアド | 3.15% | 7.31% | 11.25% | 3.61% |
TOPIX | 2.83% | 11.02% | 15.77% | 4.25% |
ウェルスナビもロボプロもプラスの成績ですが、ロボプロはリリース時からの成績に関しては他のロボアド(ウェルスナビ含む)よりも好成績を出しています。
マイナス幅も小さく抑え込むことができていますね。
またTOPIXと比較すると、コロナで相場が落ち込んだ3月も市場平均より大きく下げ幅を抑えることに成功しているので、不景気にも安心して資産を任せられるサービスだといえそうですね。
コロナ不況のなか、好運用実績で知られているロボアドであるウェルスナビよりも運用実績がいいことから考えてもAIを上手く活用して有益な運用ができることがわかりますね。
4.評判からわかったFOLIO ROBO PROのデメリット5選
- 手数料が高い
- NISAに対応していない
- 最低投資額が10万円と少し投資参入の壁が高い
- 積立ができないなど併用するには不便
- AIによる自動投資なので中〜上級者にとってはカスタマイズ性が低い
評判からわかったFOLIO ROBO PROのデメリットは5つです。
特に、運用方針が投資家のニーズによって選択できないたのが大きなデメリットです。
そのため、投資運用についてある程度わかっている中~上級者には利用をオススメできません。
FOLIO ROBO PROを実際に利用する前に、具体的にどのようなデメリットや注意点があるのかを確認しておきましょう。
4-1.手数料が高い
ロボプロの手数料は、預かり資産額の評価額の1%となっております。
年率や消費税に応じて毎年少しずつ額は変わりますが、基本的には預け金の1%がサービス利用手数料として引かれます。
その他に、運用する金融商品に別途手数料(信託報酬)がかかります。
過去のシミュレーションを見ると、年利8.5%もの利益を得られると思いがちですが、
最近は年利3%の人もいるようで、以前に比べるとあまり儲からないようです。
利益をいくら出したかではなく、預けたお金に対して1%の手数料がひかれるので、たくさんの利益を出さなければあまり儲からないという訳です。
実際にロボプロを利用しているユーザーも手数料が高いことに不満を抱いている人がとても多かったです。
実際に100万円をロボプロに預け、年利が3%として計算してみましょう。
年利3%だと年間3万円の利益がありますが、手数料で100万円の1%にあたる1万円を支払わなければいけません。
つまり、投資家の手元に残る実質利益は2万円いう計算になります。
手数料で1%を支払うと実質利益はとても少ない金額になり、利益の大部分が削られることがわかりますね。
ロボプロの手数料はインデックス投資など、投資に精通している人にしたら高いと感じ、自分で運用した方がたくさんの利益を得られると思うかもしれません。
しかし、最新のAI技術を活用しており、運用を全てロボプロが行うという面を考慮すると、決して高すぎない手数料なのではないかと思います。
ロボプロでは、ポートフォリオを市場の状態に合わせて更新することから、投資信託でいうとアクティブファンドと同様の位置付けにある投資だと考えることができます。
アクティブファンドの手数料は平均で1%前後なので、そう考えるとロボプロの手数料が高いとは言えませんね。
ですが、手数料をなるべく低くしたいと思う人や、投資の知識があり自分でポートフォリオを組んで投資ができるという人にはあまりオススメできません。
4-2.NISAに対応していない
ロボプロは、NISA(少額投資非課税)に対応していません。
NISAに対応していないことに不満を感じているユーザーがたくさんいました。
一般的には口座で投資した商品に利益が出ると20.315%が税金として源泉徴収されるのが一般的です。
しかし、NISA(少額投資非課税制度)とはNISA対応の口座での取引ならば利益が出ても税金を取られないという制度です。
ロボプロは特定口座(源泉徴収あり・なし)には対応していますが、少額投資非課税制度のNISAには対応していません。
このNISAに対応していないことで、ロボプロでは利益が出るたびに利益の一部が税金として徴収されるということです。
基本的にロボプロの投資で出た利益にはすべて税金がかかってくるということを理解しておくようにしましょう。
利益の一部を税金として徴収されるのが嫌であれば、NISAに対応しているロボアド、ウェルスナビをオススメします。
4-3.最低投資額が10万円と少し投資参入の壁が高い
ロボプロの最低投資額は10万円です。
最近は最低投資額を数千円~1万円の少額から投資できるサービスも増えてきたため、小額から投資をしたい人には少し利用しはじめるには敷居が高いという意見もありました。
しかし、同じくロボアドのウェルスナビの最低投資額も10万円からとなっているので、ロボアドの最低投資額は小額投資ができるサービスに比べると一般的にも高いようですね。
ですが、ロボアドバイザーの中には1万円から始められるサービスもあるため、やや高めの設定と言えるでしょう。
ここからさらに運用額の年率1%の手数料や信託報酬が別途発生することを考えるとかなりな金額を毎年支払うことになりそうですよね。
最先端のAIを利用しての投資運用になるので、この金額でも妥当な気はしますが、それでも一般人には簡単には払えない金額ですよね。
このように全体的には運用コストがやや高いため、運用金額と利益率、そして手数料のバランスが合っているかを定期的に確認し、利用を継続するかを検討するといいでしょう。
もし少額から始めたい人は1万円からはじめられるロボアドであるTHEO+docomo、またWhealthnavi for ネオモバをおすすめします。
4-4.積立ができないなど併用するには不便
ロボプロでは自動積み立てができないことに不便だと感じているユーザーが多いようです。
自動積立とは、設定すると自動的に決まった日に設定した金額を銀行から引き落として積立することができる機能です。
ロボアドサービスのなかではウェルスナビなど、自動積立が設定できるものも増えてきました。
しかし、ロボプロでは自動積立ができないので、投資資金を増やしたいなら、手動で口座に入金をし、追加で買付をする必要があります。
なので、自動積立に慣れている投資家にとっては非常に面倒くさいと感じるようです。
さらに、ロボプロを利用した場合、株式会社FOLIOが提供するサービスや他社サービス
- ワンコイン投資
- FOLIOおまかせ投資
- LINE投資
などとの併用はできません。
ロボプロは確かに実績やパフォーマンスの高さでは他に劣りません。
しかし、自分の求めているニーズに他の投資サービスのほうが適していると考える場合は、ロボプロ以外のサービスの利用を検討することも大切です。
結論、投資未経験者でコツコツ資産形成がしたい方には、ワンコイン投資をおすすめします。
4-5.AIによる自動投資なので中〜上級者にとってはカスタマイズ性が低い
ロボプロはAIや資産運用のプロに投資運用を一任できるので、投資家は何もしなくてもいいというメリットがあるのですが、
逆に言うと投資家が選択できることがかなり限定されているということもできます。
ロボプロでは、個人がコントロールできるのは、投資資金の金額のみとなっています。
そのため、株式相場の状況や自身の要望を考慮した投資戦略を立てるなどの運用を行うことはできません。
さらに、ロボプロのポートフォリオの組み方は積極的にパフォーマンスを狙った組み方
になるので、それぞれの投資家のリスク許容度を考えた投資にならない可能性もあります。
※リスク許容度=個人がどれくらいの損失になら耐えられるかという許容範囲のこと。
ロボプロの金融商品は価格の上下も激しいので、金融危機があると価格は大きく下落してしまうことが多いです。
下落しても長期間で見ると相場が元の水準に戻っていくという特徴はありますが、下落時に個人のリスク許容度を超えていると怖くなって売ってしまい。損失になることもありますよね。
そうならないために個人のリスク許容度に合わせたポートフォリオを組むことが大事です。
しかし、ロボプロではAIが自動で投資を管理するのでリスク許容度を考えた投資がされないので注意しましょう。
ちなみにFOLIOの投資サービスでは、「おまかせ投資」ならリスク許容度を考慮して投資することができるので、リスク許容度合わせた投資が良い人にはオススメです。
ですが、ロボプロと併用はできないので注意しましょう。
まとめ | FOLIO ROBO PROは手数料は高くても全ての投資運用をAIに任せたいと考える人にオススメ!
ネット上の評判から分かったロボプロのメリット・デメリットを見ると、
- 口座開設と入金以外は全てAIがしてくれるので初心者向き
- ロボアドには珍しく短期リターンを狙える
- セキュリティ管理がしっかりされており、損失にも強い
- NISAや自動積立ができずポートフォリオを自分で組めないなど不便な部分もある
という4つのポイントがありました。
これらよりロボプロは「口座開設と入金以外をAIとプロに任せたいい投資初心者」にオススメできると言えるでしょう。
一方で注意点としては、
- 預かり資産額の評価額の1%
- 投資信託
の決して安くはない手数料がかかる点や、
自分でポートフォリオを組むことができないということがあります。
全てをAIに任せると考えると決して高すぎない手数料ではありますが、投資について精通している中~上級者には少し不便なサービスだと感じるかもしれません。
そのため、投資についてある程度詳しい人にロボプロはあまりオススメできないといえるでしょう。
ですので、利用を検討する際は自分の投資への知識・経験レベルを踏まえたうえでのご利用をオススメします。
この記事を最後まで読んだあなたが、ロボプロの利用者が訴える、良い意見・悪い意見を十分に理解し、本当に利用すべきかどうか判断できれば幸いです。