- 東京スター銀行ってどんな銀行?
- 使うことでどんなメリット・デメリットがあるの?
- 利用者からの評判はどうなの?
この記事を読んでいるあなたは、東京スター銀行で口座を開設するかどうかを迷っているではないでしょうか?
東京スター銀行は給与振込口座の場合、金利が0.1%と一般の銀行に比べ100倍高い事が特徴です。
結論、高所得のサラリーマンなど、通常より高い金利で給料を預金したい人にオススメできます。
この記事では、東京スター銀行の評判からメリット・デメリットを3つずつ挙げ、東京スター銀行を知らない人にもプラスになるポイントをまとめています。
最後まで読むことで、東京スター銀行の良し悪しを知ることができ、より自分のライフスタイルに合った銀行を選ぶことができます。
- 東京スター銀行は手数料無料で預金金利が高い
- メガバンクのATMを利用できず利便性に問題あり
- 他銀行に振り込みをすると手数料がかかるので注意
1. 東京スター銀行は首都圏を中心に展開する地方銀行
東京スター銀行は、1999年に経営破綻した東京相和銀行の地盤を引き継ぎ、2001年に誕生した第二地方銀行です。
東京都港区赤坂に本店があり、全国の主要都市などで31本支店と5出張所を展開しています。(2020年3月末現在)
また、東京スターダイレクト(インターネットバンキング)にも力を注いでおり、パソコンやスマートフォンから24時間どこでも簡単に取引が可能です。
実店舗には、資産形成などを対面でじっくり相談できる「ファイナンシャル・ラウンジ」があります。
ほとんどの主要銀行や地方銀行が法人営業に舵を切る中で、東京スター銀行個人向けのサービスを数多く提供しているのが特徴です。
2. 東京スター銀行のリアルな口コミ・評判
東京スター銀行の利用者はどんな評判をしているのか、ネット上で意見をくまなく探しました。
中には利用者しか知らないデメリットもあるので、もしあなたが、東京スター銀行の利用を考えているのであれば参考に見ておくべきです。
2-1.東京スター銀行の良い口コミ・評判
Twitterでの意見
貯蓄目的なら東京スター銀行で十分だと思う
条件アリで金利0.10%になるらしいし
ATMの手数料もキャッシュバックされる
Web上での意見
預金連動型住宅ローン、メリット大です。預金があれば、都銀と比べても全然段違いにいいと思います。預金も頑張れて一石二鳥。決めて本当によかったと思います。ぜひ、お勧めしたい住宅ローンです。
Web上での意見
別に問題はないと思いますよ。
ネット銀行と言うけれど、店舗もありますし。
私の家の近くのスーパーでは、東京スター銀行のATMが置いています。
満期の時も連絡が来ました。
普通預金に大金入れていてもセールスの電話も来たことないです。
新生銀行やりそなは、たまにセールス掛かってきます。
2-2.東京スター銀行の悪い口コミ・評判
Twitterでの意見
コンビニatm手数料が無料だから東京スター銀行の口座作ったら、出金は無料だけど入金は決まったコンビニでしかできないのね
Web上での意見
いろいろ銀行とお付き合いがありますが、ここは普通の銀行ではありません。
正直、「闇金」に近いと思います。
銀行員からすすめられた条件で融資を受けたのですが、しばらくして急に同銀行の回収担当部門の人間が現れ、融資した行員が銀行内の融資基準を逸脱した融資をしたので直ぐに返済して欲しいと言われました。当然、使途があるので融資を受けたので多くは払い込み済みで、急に返済しろと言われても無理があり、数ヶ月待ってもらい全額返済しましたが、その間の取り立ては「闇金」並みです。
Web上での意見
スターワン口座ATMコンビニ引き出しは月8回無料。一旦徴収の105円が戻されるが、条件がついてる。気をつけないと。
3.評判から分かった東京スター銀行のメリット3選
- 給与振込で普通預金金利が0.1%と優遇される
- ATMの出金手数料は無条件で月8回まで無料
- 「スターワン1週間円預金」など個人向けの商品を数多く取り扱っている
この3点において他銀行よりも使い勝手がよいという評判がありました。
特に「給与振込で金利が優遇される」点は、ユーザーからの満足度も高かったです。
一生懸命稼いだお金をしっかり守りたい方は、東京スター銀行で今よりもっとお得に貯蓄できるかもしれないので、ぜひ参考にしてみてください。
3-1.給与振込で普通預金金利が0.1%と優遇される
通常東京スター銀行の普通預金金利は、主要銀行と同じく0.001%です。
しかし、給与振込口座を東京スター銀行の普通預金に指定することで、100倍の0.1%の金利に引き上げられます。
例えば、金利0.001%の銀行に1000万円預けた場合、利息はたったの100円です。
しかし、金利0.1%の東京スター銀行では10倍の10,000円もの利息がもらえる計算になります。
貯金の金額が増えれば増えるほど、当然ながらもらえる利息も多くなるため無視できません。
給与振込口座として利用予定の方は、金利100倍の恩恵を受けることができるでしょう。
3-2.ATMの出金手数料は無条件で月8回まで無料
東京スター銀行なら、ほぼ無条件で全国のATM引出手数料が月8回まで実質無料になるという利点があります。
ゆうちょ銀行やセブン銀行などの提携金融機関ATMを利用する場合や、時間外でサービスを利用する場合は、利用時に手数料が108円かかります。
でもご安心ください。
月8回までであれば、引かれた手数料は翌月第一銀行営業日に、支払った分だけキャッシュバックされる仕組みになっています。
「一度手数料が引かれる」「返金されるタイミングは翌月である」といった点には注意すれば、月8回まで手数料無料で利用できるメリットを感じることができます。
3-3. 「スターワン1週間円預金」など個人向けの商品を数多く取り扱っている
東京スター銀行は、個人をターゲットにした金融商品も豊富に取り揃えています
他の銀行には見られない大きな特徴です。
例えばスターワン1週間円預金は、1週間で満期が来る超短期の定期預金で、1口10万円から1円単位で預け入れができます。
普通預金に入っているお金とほとんど同じような使い方ができることから、「定期預金の高い金利」「普通預金の快適性」とを両立させた商品と言えます。
4.評判から分かった東京スター銀行のデメリット3選
- ATMから他銀行に振込を行うと手数料がかかる
- メガバンクのATMが利用できない
- いざという時に手軽に頼れる相談サービスがない
この3点において他銀行よりも使い勝手が悪く、不便であるという評判が多く見られました。
特に「メガバンクのATMが利用できない」などといった限られたところでしか預金を引き出せないストレスが、ユーザーからの満足度を下げた原因と考えられます。
東京スター銀行を使って損をしたくない人は、以下のデメリット参考にしてみてください。
4-1. ATMから他銀行に振込を行うと手数料がかかる
東京スター銀行から他銀行へお金を振り込む時には、振込方法に細心の注意を払う必要があります。
キャッシュカードを使ってATMから他銀行へ振り込む場合、
- 5万円未満で220円
- 5万円以上で440円
の振込手数料がかかってしまいます。
月に3回振込手数料が無料とされていますが、その対象になるのは
- 東京スターダイレクト(インターネットバンキング)からの振り込み
- スターワン口座取引明細書の郵送設定を「郵送しない」に設定
この2つの条件を満たす必要があります。
他銀行へ月に3回以上振込をする方にはおすすめできません。
お金を引き出す際は、手数料分を考慮して金額を指定するように肝に銘じましょう。
4-2.メガバンクのATMが利用できない
東京スター銀行はメガバンク(三井住友銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行)対応のATMを利用できないという補いようのない欠点があります。
提携するATMではないため、どれだけ多くの手数料を払ったとしても利用できません。
普段からメガバンクのATMでお金を出し入れする習慣のある人にとっては、
「わざわざ東京スター銀行と提携するATMを探すのは面倒くさいし、手間がかかる」と感じてしまうでしょう。
家の近くに提携するATMがない限りは、他の銀行の方がストレスなく利用できます。
4-3.いざという時に手軽に頼れる相談サービスがない
東京スター銀行はかつて、チャットでの相談受付やマネーフォワードと連携したサービスを行っており、顧客からの小さな声にも耳を傾けていました。
しかし、2019年には両方のサービスを終了してしまいました。
同じく東京スター銀行には、実店舗で相談できるメリットがありますが、店舗数はかなり少ないのが現状です。
首都圏以外では、北海道、宮城、兵庫、福岡、広島、愛知、大阪にも店舗はありますが、各県1店舗または2店舗程度です。
地方に住んでいる方や、出張で住む場所が頻繁に変わる人にはおすすめできません。
5.東京スター銀行と他ネット銀行の特徴を比較
銀行名 | 普通預金金利(年率、税引前) | 連携ATM出金手数料 |
---|---|---|
東京スター銀行 | 0.001%〜0.10% | ・無料(東京スター銀行) ・月8回まで実質無料(セブン銀行、ゆうちょ銀行、MICS提携ATM) |
あおぞら銀行 | 0.20% | ・月2回〜15回まで無料 ・以降は110円 |
楽天銀行 | 0.02%〜0.10% | ※会員ステージによって最大7回無料 ・220円(セブン銀行、イオン銀行、PatSat) ・275円(Enet、ローソンATM、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、ゆうちょ銀行) |
ジャパンネット銀行 | 0.001% | ※毎月最初の1回は無料 ・3万円以上で無料・3万円未満なら165円or330円 |
住信SBIネット銀行 | 0.001% | 月2回〜15回無料(以降、110円/回) |
イオン銀行 | 0.01%〜0.10% | ※ステージに応じて入出金手数料が最大月5回無料 ・無料(イオン銀行、みずほ銀行、三菱UFJ銀行、ゆうちょ銀行) ・110円〜220円(上記以外の金融機関) |
他の銀行と比較してみると東京スター銀行以外にも
- 高金利の銀行を使いたい人:あおぞら銀行
- 1週間に2回以上出金する人:イオン銀行、住信SBIネット銀行、あおぞら銀行
がオススメです!
まとめ|東京スター銀行は手数料無料と預金金利の高さのいいトコどりをしたい人にオススメ!
- 給与振込で普通預金金利が0.1%と優遇される
- ATMの出金手数料は無条件で月8回まで無料
- 「スターワン1週間円預金」など個人向けの商品を数多く取り扱っている
- 他銀行にATMで振り込むと手数料がかかる
- メガバンクのATMが利用できない
- いざという時に手軽に頼れる相談サービスがない
以上の点から、
「手数料無料の仕組みが整っている」「預金金利も比較的高い」という強みが自分ライフスタイルに合っていると判断できた場合のみ、
東京スター銀行に新しく口座を開設するのが良いでしょう。
また、自由に使えるお金は貯蓄するだけではなく、将来を見据えて投資に回すことをオススメします。
銀行金利より高い利率で資産を増やすことができます。
(銀行の金利が年間0.001%に対し、株式投資は年間4~7%の利回りがあると言われています)
ローリスクで長期的にお金を増やすことができるので、将来に少しでもお金の不安がある人は手を付けるべきです。
筆者である私自身もロボアドバイザーのウェルスナビで10万円を3ヶ月運用してみた結果、半年ほどで+3万円の利益を出しています。
専門知識がなくても自動で運用してくれるので、将来への資産形成としてロボアドバイザーで投資を始めてみることをオススメします。
この記事を読んだあなたが東京スター銀行について理解した上で、本当に利用するべきかどうか判断することができれば嬉しく思います。