- 2021年のトルコリラってどうなるの?
- ネット上ではどんな意見があるんだろう?
- ぶっちゃけ、初心者が取引しても大丈夫?
2021年トルコリラの見通しが気になるあなた。
結論から言うと、ネット上の意見からは、2021年のトルコリラはリスクの高い相場が予想されるだろう。
この記事では、トルコリラに関するネット上の意見や、初心者が取引しても大丈夫かどうか詳しく説明している。
正直に言うと、安全にスワップポイント狙いの長期トレードをしたい人は「豪ドル」の取引がオススメ。
特に初心者は、何も知らずにトルコリラを取引すれば大損してしまう可能性もあるので注意。
この記事を最後まで読めば、2021年のトルコリラは安全に取引できるのか、今後の見通しが立てられるだろう。
1. 【2021年】トルコリラの見通しに関するネット上での意見
2021年のトルコリラは今後どうなるのか。
ネット上ではどんな見通しが立てられているのか、最新の意見をまとめてみた。
結論から言うと、ネット上での意見では、2021年のトルコリラはリスクが高いと感じる。
これからトルコリラを取引しようと思っている方は、今後の取引の参考にしていただければ幸いだ。
1-1. エルドアン大統領の影響で価格が大きく左右する
トルコリラの価格を大きく左右するトルコのエルドアン大統領。
実際、過去2019年にはエルドアン政権への不満の高まりや、隣国シリアとのミサイル問題などより、トルコリラが下落したことがある。
そのため、トルコリラの相場は、大統領を取り巻く政治も大きく影響するだろう。
2021年、トルコリラを取引する方は、しっかりとファンダメンタルズ分析を欠かさないようにしよう。
1-2. 対米関係・トランプ大統領の発言に注意
トルコリラへの影響は国内の政治だけでなく、対米関係も大きく関係している。
実際、2019年にはトルコがロシア製のミサイル防衛システムを導入したことをきっかけに、アメリカとの対立が発生。
2021年現在では、協議継続を前向きに考えていることから比較的安定しているが、今後、対米関係が悪化する可能性も十分あり得るだろう。
そのためトルコリラを取引する人は、トルコの外交関係についても目を見張っておこう。
1-3. トルコリラの利上げには期待できない
ネット上では、「トルコリラの金利は今後上がる見込みがない」という意見も多くみられた。
実際、トルコリラは2019年の1年間で24%から12%まで、政策金利が大きく利下げさられた。
そのため、トルコリラを長期で運用している人にとっては、大きなデメリットとなった。
2021年の見通しに関しても、金利は上がらないだろうという声も多く、長期トレーダーにとっては厳しい戦いとなるかもしれない。
1-4. トルコリラはどこまで下がるか予測できない相場が続く
ネット上で最も多い意見としては、トルコリラの下落についてだ。
実際、トルコリラは価格変動が激しく短期間に暴落を繰り返すこともある。
さらに、トルコリラのチャートを見てみると10年、20年前から価格が下がり続けている。
そして、ついには10円台に突破したことからも、底値が予想できないとの意見も見られた。
そのため、長期での取引はスワップでも利益が出しにくい相場となってしまうだろう。
1-5. 新型コロナウィルスも影響する可能性がある
2021年2月現在、突如蔓延した新型コロナウイルスに関しても、トルコリラの価格に影響を与えているようだ。
価格への影響に関しては、大なり小なり意見は別れるが、今後も目を見張っておくべきだろう。
1-6. トルコリラに関するネガティブな見通し
ネット上では、2021年のトルコリラへの投資についてネガティブな意見も多く見られた。
実際、価格の下落、金利引き下げ、激しい価格変動など、ネガティブな動きも多いので、リスクが高い取引になる可能性も高いだろう。
1-7. トルコリラに関する今度の展望・予想
2021年、トルコリラ円の見通しに関するネット上の意見は、
- 横ばいの相場が続く
- 長期的にみると下落
- 価格変動が激しいので短期的には狙える
など様々だ。
あくまでも予想であるので、どの答えが正しいとは言えないが、2021年のトルコリラの取引はリスクが高く感じてしまうだろう。
2. 【2021年】初心者にトルコリラの取引をオススメしない3つの理由
結論から言うと、2021年のトルコリラの取引は初心者には難しいだろう。
理由としては3つ。
中でも、価格の下落で、スワップポイント狙いの長期トレードでも資金が回収できなくなることがリスク。
ある程度、相場が掴めるトレーダーにとっては短期売買で利益を狙えるかもしれないが、初心者にとっては大損する可能性もあるだろう。
何も知らずにトルコリラを取引して失敗しないためにも、3つの理由について詳しく理解しておいて欲しい。
2-1. スワップ狙いでも元本を失う可能性がある
トルコリラの長期トレードでリスクになることが、価格の下落で投資金額を回収できなくなることだ。
「スワップポイント狙いならコツコツ稼げる」と思っていても、価格が下落し続ければスワップを上回る損失が発生する場合もあるだろう。
さらに、日によってはマイナススワップも発生するので、利益率も低くなる可能性も。
そのため、2021年のトルコリラ/円の長期トレードは相場が読めない初心者にとってはリスクが高いと言えるだろう。
2-2. 強制ロスカットにあう可能性がある
さらに、価格が下落し続けると言うことは、FX業者による強制ロスカットが行われる可能性も高いだろう。
実際ネット上でも、強制ロスカットで大きく損失確定してしまった人も見かけた。
そのため、長期トレードなら安全に利益が出せると思いこみ、資金管理せずに放置すれば大損する可能性もあるだろう。
2-1. 価格変動が激しすぎる
トルコリラの短期売買に関しても、為替相場が読めない初心者が取引することは危険だ。
テクニカル分析や相場感がつかめる、中級以上のトレーダーであれば利益を出せるかもしれないが、暴落するリスクも高いだろう。
特に、利確・損切りがうまくできない初心者にとっては、タイミングを誤り大損する危険性もあるので注意だ。
3. より安全に長期トレードしたいなら豪ドルがオススメ
もし、初心者がスワップ狙いの長期トレードをしたいのであれば、トルコリラではなく豪ドルがオススメだ。
豪ドルをオススメする理由としては、長期トレードでの安定性が高いことだ。
確かに、トルコリラや豪ドルよりも金利が高い。
しかし、新興国通貨は政治や経済の側面からも、暴落や金利引き下げが起こりやすく安定性が低い。
そのため、初心者の場合は、通貨の安定性が高く、スワップポイントも比較的高い豪ドルを取引した方が安全だと言えるだろう。
4. トルコリラを取引する場合は分散投資を心がけよう
どうしてもトルコリラが取引したいと言う方は、リスクを低くするために分散投資をすることをオススメする。
分散投資とは、1つの通貨に集中して投資するのではなく、複数の通貨に分散して投資すること。
例えば、トルコリラだけでなく、豪ドルやメキシコペソなど他の高金利通過にも分散させて投資をしておけば、万が一トルコリラが暴落した際にも被害を軽減できる。
特に、トルコリラを取引しようとしている初心者は、少額もしくは分散投資で安全にトレードすることをオススメする。
4-1. トルコリラの取引にオススメの業者3選
業者名 | スワップポイント | スプレッド(リラ/円) |
Light FX | 45円 | 1.6銭 |
インヴァスト証券 | 43円 | 1.6銭 |
SBIFXトレード | 144円 | ・1~1,000,000通貨:1.58銭 ・1,000,001~3,000,000通貨:2.48銭 ・3,000,001~5,000,000通貨:2.78銭 ・5,000,001~10,000,000通貨:7.80銭 |
※上記スワップポイントは2022年12月9日時点
トルコリラの取引にオススメのFX業者は3つ。
スワップポイントの高さ、スプレッドの狭さが主なオススメの理由だ。
中には「自動売買が利用可能」「少額から取引できる」などもメリットもあるので、ニーズにあった業者を選ぶと良いだろう。
4-1-1. 高スワップ・低スプレッド取引したいなら「Light FX」
スワップポイント | 45円 (2020年2月4日時点) |
スプレッド(リラ/円) | 1.6銭 (1万通貨=160円) |
※上記スワップポイントは2020年2月4日時点。(スワップカレンダーはこちら)
トルコリラを高スワップ・低スプレッドで取引したい人ならLight FXがオススメ。
国内では最もお得にトルコリラを取引できる業者と言っても過言ではないだろう。
そのため、裁量トレードでトルコリラを取引したい人はLight FXで取引することがオススメだ。
4-1-2. トルコリラの自動売買なら「インヴァスト証券」
スワップポイント | 43円 (2020年2月4日時点) |
スプレッド(リラ/円) | 1.6銭 (1万通貨=160円) |
※上記スワップポイントは2020年2月4日時点。(スワップカレンダーはこちら)
インヴァスト証券でも、トルコリラを高スワップ・低スプレッドで取引可能。
さらに、インヴァスト証券ではトルコリラの自動売買ができるという特徴もある。
デメリットとしては、キャンペーン期間が終了するとスプレッドが5.5銭に戻ってしまうこと。(2020年2月29日まで)
そのため、トルコリラを自動売買で取引してみたい方にオススメできるだろう。
4-1-3. トルコリラを少額で取引したいなら「SBIFXトレード」
スワップポイント | 144円 (2022年12月9日時点) |
スプレッド(リラ/円) | ・1~1,000,000通貨:1.58銭 ・1,000,001~3,000,000通貨:2.48銭 ・3,000,001~5,000,000通貨:2.78銭 ・5,000,001~10,000,000通貨:7.80銭 |
※上記スワップポイントは2020年2月4日時点。(スワップカレンダーはこちら)
SBIFXトレードの特徴は、トルコリラを1000通貨以下で少額取引できること。
少額であればスプレッドも狭い値で取引することが可能だ。
デメリットとしては、取引量が多くなるほどスプレッドが広がる点。
そのため、初心者など少額からトルコリラを取引してみたい方にオススメできるだろう。
まとめ|2021年トルコリラの取引は初心者には難しい
あくまでも、ネット上の意見を元にした予想に過ぎないが、
結論を言うと、2021年のトルコリラの取引は初心者には難しいだろう。
FXでの取引に慣れている中級者以上の方であれば、短期的に利益を狙える可能性もあるかもしれない。
しかし、今後の見通しではネガティブな意見も多くみられたため、相場が読めない人にとってはリスクが大きいだろう。
そのためスワップポイント狙いで取引するのであれば、通貨の安定性が高い豪ドルのトレードがオススメだ。
この記事を最後まで読んだあなたが、ネット上の意見を元に、2021年のトルコリラの見通しを立てることができれば幸いだ。
※あくまでも投資は自己責任なので、この記事での意見は取引での参考程度に考えると良いだろう。