・PayPayとかLINE Payより使いやすい?
・実際に利用した人の評判・口コミが知りたい!
アプリをインストールするだけで、Visa加盟店での決済や送金などができる「Kyash」。
「Kyash Card」と連動させることによって、リアル店舗でのお支払いに利用することもできる優れものです。
ただ結論から言うと「PayPay」や「LINE Pay」など他キャッシュレスサービスと比較すると、利用するメリットは多くありません。
この記事では、Kyashを利用しようか検討している方に向けて、
- Kyashのサービス内容
- リアルな評判・口コミ
- 利用するメリット・デメリット
について具体的に解説します。
読み終えれば、あなたも「Kyashは本当に使うべきなのか」が分かるようになるので、ぜひ一読ください。
- サービスの改悪が進んでいて、メインで利用することはおすすめできない
- 還元率の低下、ポイント還元の上限が変更され利用するメリットがあまりなくなった
- 還元率の高い決済サービスを利用したいのであれば「LINE Pay」の方がおすすめ
1. Kyashはポイントの決済・送金・支出管理ができるデジタルバンキングアプリ
「Kyash」は、株式会社Kyashが運営しているスマホ決済アプリで「PayPay」や「LINE Pay」などと同様にお店で利用することができます。
アプリをインストールして、ログインするだけで本人確認なしでVISAカードがアプリに搭載される仕組みでリリースから人気を集めていました。
他社の決済アプリサービスとほぼ機能は同様ですが、クレジットカードからのチャージに制限が少なく、ポイントがお得に貯められるのもKyashの大きな強み。
ただ最近は、条件の改悪が続いており、あまり利用するメリットがなくなってきているため、今から作り始める人は注意が必要なサービスです。
2. Kyashのリアルな評判・体験談・口コミ
「Kyash」を利用しようとしている方が気になっているのが、実際に利用している人の評判・口コミですよね。
今回はTwitter・2ch・Web上での評判・口コミをまとめて、悪い評判と良い評判に分けて解説してみました。
Kyashの利用を検討している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
2-1. Kyashに関する悪い評判
Twitterでの意見
えええ知らんかった(´・ω・`) この前PayPalに挿したkyashで決済した明細見返したらしっかり3%手数料取られてた
Twitterでの意見
あー、Kyashのダメなとこ思い出したわ。 日本円だけど外国?の決済業者。だと3%手数料はさっき書いた通りだけど、そこで返金があっても3%は返ってこないんだよ。 具体的に業者が間違って2回決済したので1回取り消したけど、結局手数料が引かれた状態で返金(購入代金のみだった)
Twitterでの意見
Kyashの歴史
無料でクレカ重ねて+2%還元 ↓
還元が1%に ↓
1%還元は有料カードのみに ↓
還元が5万までに ↓
円建て海外手数料徴収 ↓
JALカードから出てけされた←New!
Twitterでの意見
Kyash噛ましたOrigamiで決済してクレカのポイント+4%還元されてたあの時代はよかったなぁ
「Kyash」では何故かサービス条件の改悪が続いています。今後また条件がますます悪くなることも懸念されるので、注意しましょう。
Twitterでの意見
プチ断捨離。 徐々に恩恵を受けられなくなっていったKyashを解約。 こういうサービスは徐々に旨味がなくなる流れが多いので導入当初に使い倒すに限りますね。ということでお世話になりました。
実際に条件が悪くなりすぎて改悪してしまう人も少なくないようです。
後述しますが「Kyash」では、チャージに対応している銀行が非常に少ないため、限られた人しか銀行からのチャージが利用できないことを理解しておきましょう。
2chでの意見
5 :番組の途中ですがアフィサイトへの\(^o^)/です :2021/01/05(火) 04:17:29.17 ID:yWWJEG2jd.net
そもそも数%しかポイント還元ない割に、
噛ませるクレカの補償対象外だったり、返金の時とかクソ面倒だから
最終的にコスパは悪いというのが一昨年使ってやめた結論
29 :名無しさん@ご利用は計画的に :2020/12/28(月)
カードからKyashへチャージが月5万までポイント付与
それ以上使いたい場合は、銀行口座からKyashへチャージすればポイント付与かな?
34 :名無しさん@ご利用は計画的に :2020/12/28(月)
撤退します。徒労やな
結局いくらも得しとらん
36 :名無しさん@ご利用は計画的に :2020/12/28(月)
ここの経営者すげーな。
改悪だけして肝心のアップデートのメインの顛末は年越しかよ。
このまま改悪だけで終わりそう。
還元率の微妙さと、今後の改悪について残念に思っている方が非常に多く見受けられました。
Web上での意見
バーチャルカードを使い始めると同時にリアルカードを申し込み
バーチャルカードで試しに1度1万円決済だけしたところ1週間後にアカウントロック
ロック解除申し込みからロック解除まで1月
その1週間後にリアルカード到着(申し込みから1月半)
ネット上にはいきなり大金を決済するとアカウントロックする可能性があるとの書き込みもあるので最初はコンビニ決済等をちょこちょこ使った方がいいのかもしれません。
ロックすると解除までやたらと時間がかかります。
リアルカードは普通の郵便で届き、一般的なクレジットカードに比べるとなんと言うか・・・玩具みたいです。
実店舗ではほぼクイックペイ専用、ネット上ではほぼ福利厚生倶楽部専用として使用しています。
福利厚生倶楽部でもKyashのキャッシュバックは確認済みですので福利厚生倶楽部が使えるならVプリカやnanaco等にしてから使用したほうがさらに還元が上乗せされるのでお勧めできます
ロック解除から申し込みまで1ヶ月かかったり、大金を決済しすぎるといきなりアカウントロックがかかるというような声もあって、不満に感じる方は多くみうけられました。
2-2. Kyashに関する良い評判
Twitterでの意見
kyashが今年の利用実績をメールで送っているそうで。私にも届いていました。 今年一年使った総額は87万円。そんなに使ったっけか…
1番利用が多かったのはシネマシティで、なんと410回も使ったそう。そんなに使ったっけか…
Twitterでの意見
みんなめっちゃKyash使ってません?
中にはかなり使い込んでいるユーザーも多いみたいですね。それだけ使い勝手がいいということかもしれません。
Twitterでの意見
kyash最高
嫁さんと合わせて1年間で付与されたkyashポイントは約2万8000ポイントとなりました‼︎
てか嫁さんスゲェー‼︎笑
Twitterでの意見
Kyash何かとガバガバなのでpasmoからチャージするとポイント入る模様
Twitterでの意見
kyash→6gram→モバイルSuicaアプリでチャージする事が可能です。 6gramチャージ分はkyashポイントが付与されます。
Twitterでの意見
Kyashで知らないうちに10000ポイントもらってた わーい臨時収入⁽⁽ฅ₍₍⁽⁽ฅ•ω•ฅ₎₎⁾⁾ฅ₎₎
Twitterでの意見
ほとんどの買い物を夫婦2人ともkyash のクレジットカードを使ってます
(一時期、個人情報漏洩があったので実店舗での使用のみに制限) 楽天カードと紐づけてポイント2重取りを初めて半年程たちましたが、kyash ポイントだけで6000円ぐらい貯まってた
Kyashは数ある決済アプリの中でも、ポイントが貯まりやすいという点で、非常に人気でした。
Twitterでの意見
Kyashを導入してみたけど使ったらすぐ分かるし、家計簿代わりに便利(*˘︶˘*).。.:*♡楽天カードとの相性とてもよい(*´ω`*) ポイント2重どり!!こういうお得情報すきですぐ実践してしまう。紺の方選んだらブラックカードみたいと褒められました←チガウ
残高を見ながら慎重に使っていけるプリペイドカードタイプなので、クレカが使いにくいと感じている方にはおすすめです。
Twitterでの意見
Kyash、メールでの問い合わせから1時間ちょっとで回答してくれて、その早さに感動している…!
カスタマーサポートがすぐに対応してくれて助かったという声も実際に投稿されていました。
Web上での意見
VISA/Masterに紐づけるだけで2%のキャッシュバックがあったKyashですが、本日「2019年10月1日より、ポイントプログラム”Kyashポイント”がスタートします」とメールが来ました。
よく読むと、「リアルカードをお持ちの方は決済金額の1%のポイントがリアルタイムに付与されます」 「経済産業省が主導するキャッシュレス・消費者還元事業もスタートしますので、さらに5%または2%のポイントが還元されます」と書いてあったのですけど、続いて「Kyashポイントの開始に伴い、これまで提供してまいりました”2%キャッシュバック”は2019年9月30日をもちまして終了させていただきます」と。
遂に来る時が来たんだな…という感じですが、でも1%を還元してくれるのなら、まだまだ使い勝手はあるなと感じます。
改悪に関してかなり残念ですが、1%還元してくれるというだけあって、まだまだ需要はありそうです。
3. Kyashの評判から分かった5つのデメリット
Kyashの評判から分かったデメリットは大きく分けて5つです。
特に「サービスの改悪が続いている」のと「入金に対応している銀行が10行のみ」であるという点に関してはかなり厳しい意見も。
今からKyashを使い始めるのは正直、得策ではないですが、それでも使いたい方はデメリット部分もきちんと許容した上で利用しましょう。
3-1. サービスの改悪が続いている
Kyashはここ数年ほど、当初のサービスのメリットが全くなくなるような改悪を続けています。
2017年4月当初、まだ日本でもキャッシュレス化がそれほど進んでいなかった当時、還元率2%の決済アプリとして非常に人気でした。
通常のクレジットカードの還元率が約0.5~1%のところ、2%もポイントが貯まるため、非常に高還元率なサービスとして人気を集めていたのです。
しかし2019年の9月30日、還元率は1%に改悪。
利用する側としては、クレジットカードと扱いが変わらなくなったため、サービスから離れる人が続出しました。
またこれに加えて2020年12月には、さらに大改悪がされることに。
具体的には、
- 登録クレジットカードから指定金額入金機能の廃止
- ポイント還元上限の変更
の2点の改悪が発表され、さらに使い勝手が悪くなりました。
今後もますます仕事が改悪されることが予想されるため、将来的なリスクを考えてもあまりおすすめできません。
3-2. クレジットカードからのチャージができない
「登録クレジットカードからの指定金額入金機能の停止」とは、つまりクレカからお金をKyashにチャージできなくなったということ。
Kyashではこれまで、クレジットカードからのチャージで、クレカ決済ポイントとKyashでの決済ポイントが二重取りできるという点が大きな強みでした。
しかしクレジットカードからのチャージができなくなったことにより、二重取りができなくなりほぼメリットがなくなりました。
わざわざKyashを利用しなくても、クレジットカードをそのまま使った方が、利便性があるという結果になったのです。
3-3. 入金に対応している銀行は10行のみ
Kyashにおける最大のデメリットは、チャージに対応している銀行がわずか10行しかないという点。
Kyash | 約10行 |
PayPay | 約80行 |
LINE Pay | 約100行 |
メルペイ | 約300行 |
大手各社と入金の対応銀行数を比較すると、Kyashがどれほど少ないかが浮き彫りになりますよね。
Kyashで入金に対応している銀行は以下10行です。
- ゆうちょ銀行(一時利用停止中)
- 三井住友銀行
- 三菱UFJ銀行
- みずほ銀行
- ジャパンネット銀行
- りそな銀行
- イオン銀行(一時利用停止中)
- 埼玉りそな銀行
- 福岡銀行
- 関西みらい銀行
- 十八親和銀行
- 熊本銀行
大手の三井住友・三菱UFJなどは揃えていますが、ネットバンクはジャパンネット銀行のみ。
さらに今の所、ゆうちょ銀行とイオン銀行は利用停止中なので、合わせて10行しか対応していないという結果になってしまいました。
10行の中の銀行口座を持っていないのであれば、チャージすらできないので注意が必要です。
3-4. ポイント還元は月間5万円まで
2020年12月の条件改悪によって、Kyashでは月間で5万円までしかポイント還元対象にならないという条件になってしまいました。
5万円 × 1% = 500ポイント
月で最大500ポイント分しかポイントが貯まらなくなってしまったため、ポイントが貯まりやすいというKyashの魅力はほぼ無くなったとみていいでしょう。
楽天ペイなら月の還元率上限がないので、使った分だけポイントをもらうことが可能です。
ただ楽天ポイントは期間限定ポイントとして付与されて、1~2ヶ月くらいで失効してしまうこともあるので注意しましょう。
3-5. 海外加盟店の利用時には3%の手数料が発生
Kyashは海外でも利用することができますが、外貨決済の利用時には、「Visaの定めている為替レートで円換算した金額 + 海外サービス手数料3%」が加算されることに。
評判・口コミで多かったのは、
という声でした。
ゲーム好きの方にとっては、ゲーム内でアイテムを購入する機会も多いはず。
そのたびに+3%も手数料を取られるくらいなら、普通にクレジットで決済した方を選択する方がお得です。
4. Kyashの評判から分かった4つのメリット
Kyashの評判から分かった主なメリットは4つです。
特に「残高を見ながら安心して使える」こと「カードデザインがシンプルでおしゃれ」というのはKyashの現段階における強いメリット。
利用を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
4-1. Apple PayとGoogle Payに対応
「Kyash」は決済アプリとしても利用できますが、「Kyash Card」というカードを作成することで、プリペイドカードとして普通に利用できます。
設定方法も非常に簡単で、アプリのウォレットからカードを選択するだけでワンタップで追加できます。
4-2. 残高を見ながら安心して使える
決済アプリではあるものの、お金をアプリ内にチャージした上で利用するプリペイド形式なので、残高を見ながら利用できます。
クレジットカードだと使いすぎてしまっていないかどうか気になって、なかなか気持ちよく使えない方もいますよね。
Kyashはその点、自分でチャージした分だけ利用できるので、残高を見ながら安心して利用することができます。
4-3. VISAのタッチ決済に対応
Kyash CardはVisaのタッチ決済に対応しているため、電子マネーと同様にかざすだけで支払いをすることができます。
クレジットカードで決済する時は、店員さんにカードを渡して、カードを切ってもらって・・・と手順を踏まなければならないため面倒。
かざすだけで簡単に支払いができるという点で、Kyash Cardは非常に優れているクレジットカードであることが分かります。
4-4. カードデザインがシンプルでおしゃれ
Kyashのカードは「ブラック」「シルバー」「ピンク」の3色から選ぶことができます。
プリペイドカードなので、素材自体の重みや高級感は期待できませんが、デザインは非常にシンプル。
特に装飾なども施されていないため、シンプルなカードデザインが好みの方はおすすめです。
まとめ|条件改悪を考えるなら「Kyash」より「LINE Pay」がおすすめ!
「Kyash」はここ数年ほど、ずっと条件の改悪が進んでおり、現在ではほとんど利用するメリットを感じられない状態になってしまいました。
これからメインで利用することを検討しているのであれば、正直なところ、あまりおすすめできません。
改悪が進んでいることや、大きな会社ではないことから、今後サービス自体が破綻してしまう可能性もあるでしょう。
もし「Kyash」のようにプリペイド形式で利用できて、還元率の高い決済サービスを利用したいのであれば「LINE Pay」の方が圧倒的におすすめです。
「LINE Pay」なら約100行以上の銀行と提携しているため、どんな銀行からも簡単にチャージできます。
決済できるお店も多く、友達にお金を送金したい時も、LINEのアプリから簡単に送金することが可能。
また2020年1月現在「Visa LINE Pay クレジットカード」を発行して利用すれば、初年度還元率3%なのでLINEポイントを高還元率でもらうことも。
条件改悪を行い続けているサービスを使うより、還元率が高く、幅広く使われているサービスの方を使ったほうが使い勝手が良いのは間違いありません。
「Kyash」を利用するのであれば「LINE Pay」の方が圧倒的におすすめなので、ぜひ検討してみてください。