- SBI証券って何?
- メリットやデメリットは?
- どんな人向けのサービスなの?
この記事をご覧のあなたは、SBI証券について詳しく知りたいと思っているのではないでしょうか。
結論からいうと、SBI証券は1株から取引できるため、少額から投資をしたい初心者にオススメです。
月50万円以下の取引であれば「サービス利用料は実質約20円で取引し放題」なので、非常にお得です。
一方で、取り扱っている金融商品が限られているため、中級者や上級者は物足りなく感じるかもしれません。
この記事を読んでいただければ、あなたがSBI証券を使用するべきなのか判断できます。
あなたの大切な資金を失ってしまわないためにも、この記事を最後まで読むことをオススメします。
- SBI証券は1株から取引できる初心者にオススメのサービス
- 1株投資の取り扱い銘柄数ならSBI証券が圧倒的
- 今なら毎月200円分のTポイントが貰えるので、サービス利用料は実質たったの20円で取引できます!
※当記事は2024年7月現在の情報を記載しております。
1. SBI証券とは投資初心者が安全に使える証券会社!
株式会社SBI証券は、旧SBIネオモバイル証券としてSBIグループが2018年に設立された、スマホで取引に特化した証券会社です。2024年にSBI証券と経営統合し、現在の体制に至っています。
若年層・投資初心者層の資産形成をサポートすることを企業方針として掲げており、SBI証券では1株から少額で取引できることや、サービス利用料が格段に安い事が特徴的です。
商号 | 株式会社SBI証券 |
設立 | 2018年10月30日 |
資本金 | 34億7500万円 |
株主 | SBIファイナンシャルサービシーズ株式会社 SBIホールディングス株式会社 株式会社三井住友フィナンシャルグループ CCCマーケティング株式会社 |
加入協会 | 日本証券業協会、一般社団法人金融先物取引業協会 |
代表取締役会長 | 髙村 正人 |
代表取締役社長 | 小川 裕之 |
2. SBI証券のメリット6選
SBI証券は特に「1株投資ができる」、「コストが安い」ことが大きなメリットです。
そのため、「少額から手軽に投資を始めたい」、「コストを抑えたい」投資初心者にとっては魅力的な証券会社です。
SBI証券があなたに合った業者なのか、メリットから判断してみましょう。
2-1. Tポイントを使って気軽に投資ができる
Tポイントを使って気軽に投資を始められます。「Tポイント1ポイント=1円相当」です。
ログイン後、簡単なTポイント利用手続きを行うだけで今持っているTポイントが証券口座に反映されます。このお手軽さが魅力です。
お買い物をして貯まったTポイントで投資ができるので、お得感を感じる人も多いのではないでしょうか。
2-2. 取引ごとにかかる売買コストが0円
株式取引の売買コストが0円だというのも、SBI証券の大きなメリットです。
株式取引をすると、一般的には取引ごとに売買コストがかかります。
例えばSBI証券のスタンダードプランだと、1注文ごとに売買コストがかかります。
取引額 | コスト |
5万円まで | 50円(税込55円) |
10~20万円 | 105円 (税込115円) |
50~100万円 | 487円 (税込535円) |
SBI証券ではこのような売買コストがかかりません。
その代わりに、月額のサービス利用料金がかかります。
月間の国内株式約定代金合計 | サービス利用料(月額) |
0円~50万円 | 220円(税込) |
300万円 | 1,100円(税込) |
500万円 | 3,300円(税込) |
1,000万円 | 5,500円(税込) |
以下、100万円ごとに1,100円(税込)が加算(上限なし) |
月の約定代金合計額が50万円以下であれば、何度取引をしても220円/月の利用料というわけです。
さらに、ネオモバ限定Tポイントとして毎月200ptを貰える上に、220円の支払いに対してTポイント2ptまで貰えます。
差額を考えると、 毎月の利用料は実質18円で取引し放題 ということです。
少額投資を始めたい初心者にとっては、コストを気にせず投資ができることが安心感に繋がるでしょう。
2-3. 1株から株式投資ができる【ワンコインで買える銘柄が多数】
SBI証券は、通常は100株からしか取引できない国内株式を、1株から買うことができます。
つまり、 通常は最低でも数千円~数万円からしか始められない株式投資を、ワンコイン以下で始めることができる ということです。
例えば、「三菱自動車工業」や「ヤマダホールディングス」など、誰もが知っている有名企業の株式を500円以下*で購入できます。
※2022年7月7日時点
いきなり大きな金額を投資に回すのは不安だと感じる投資初心者にとっては、大きな魅力です。
2-4. IPOも1株から申し込める【誰にでも大きく利益を出すチャンスあり】
SBI証券は、 通常は100株からしか申し込めないIPOにも、1株から申し込むことができます。
ちなみにIPOとは簡単にいうと、「上場直前の企業の株式を購入する投資」です。
上場直後の会社の株は値段が上がりやすいことから、高確率で利益を出せる人気株です。
人気が高いため購入するには抽選に申し込み、当選する必要があります。
その抽選に1株から申し込めるのが、SBI証券の魅力の一つです。
基本的には申し込み時の株数が多い方が当選しやすくはなりますが、SBI証券の場合は「若年優遇」や「取引継続優遇」などのユニークな分配方法があるため、誰にでもチャンスがあります。
IPOに気軽に挑戦できるのは、興味のある人にとって大きなメリットです。
2-5. FXは1通貨から取引可能だから最小リスクで始められる
FXは通常1000通貨からしか取引できませんが、SBI証券なら1通貨から取引可能です。
つまり、最小のリスクでFXを始めることができます。
さらに1000通貨までなら米ドル/円のスプレッドが0銭とお得です。
また、Tポイントを使って取引することもできます。
2-6. 「WealthNavi for ネオモバ」は1万円から始められる
有名なロボットアドバイザー「WealthNavi」。
通常は最低投資金額が10万円に設定されているのですが、「WealthNavi for ネオモバ」に限っては1万円から始めることができます。
お試しでロボアドを使用してみたいと言う人にとっては嬉しい制度です。
しかしながら、「WealthNavi for ネオモバ」には長期割引が適応されないという注意点があります。
さらに、普段の買い物のおつりで資産運用をするサービス、「マメタス」が使用できないというデメリットもあります。
※WealthNavi for ネオモバではTポイントが使用できません。
2-7. 株の定期買付ができる【100円から設定可能】
SBI証券のアプリ『ネオモバ株 アプリ』を使えば、株を自動で定期買付するように設定できます。
銘柄、指定日、金額など簡単な設定を行うだけで定期買付ができ、積立感覚で株式取引可能。金額は100円から設定可能です。
少額の積立投資をしたい、毎回注文するのが面倒という人にとっては非常に便利なサービスでしょう。
3. SBI証券のデメリット2選
SBI証券は、特に「外国株式を取り扱っていない」ことがデメリットです。
米国株式や新興国株式など、外国株式に興味のある人にはオススメできません。
特に投資中級者や上級者は、外国株式の取引ができないことを物足りないと感じることも多いはず。
SBI証券があなたに合った業者なのか、デメリットから判断してみましょう。
3-1. NISAは取り扱っていないため、税制面で不利になる
SBI証券ではNISAの取り扱いはありません。
そのため税制面で不利になります。
ちなみにNISAとは、通常は投資で得た利益に20%かかる税金が、設定された上限金額以下なら0%(非課税)になる制度です。
NISAを使用したい場合は別の証券会社を利用する必要があります。
ちなみにiDeCoは取り扱っています。
3-2. 外国株式は取り扱っていない
SBI証券では外国株式は取り扱っていません。
そのため、外国株式に興味がある人は物足りなく感じます。
投資初心者はそれでも満足できるかもしれませんが、中級者や上級者には外国株式を積極的に運用したい人も多いため、不満を感じるかもしれません。
4. SBI証券とその他証券会社のコストを比較
証券会社 | 1回の約定代金別・取引コスト(税込) | |||
---|---|---|---|---|
3000円 | 1万円 | 3万円 | 10万円 | |
SBI証券 | 月50万円の売買までなら、月額220円(実質月18円)で取引し放題 | |||
*LINE証券 | 6〜12円(30円) | 20〜40円(100円) | 60〜120円(300円) | 200〜400円(1000円) |
SBI証券 | 55円 | 55円 | 165円 | 550円 |
マネックス証券 | 550円 | 550円 | 550円 | 550円 |
岡三オンライン証券 | 220円 | 220円 | 330円 | 660円 |
野村證券 | 550円 | 550円 | 550円 | 1100円 |
*カッコ内は昼休み・夜間(時間外)注文の場合
証券会社の中でも、1株投資できるものを比較しました。
ご覧の通り、他の証券会社では取引コストが大きくかかってしまいます。
それに対して、取引コストがなく、実質月18円で取引し放題なSBI証券が非常にお得です。
5. SBI証券のリアルな評判・口コミ10選
月額利用料はやはり安いです。この方のようにウォレットアプリの「Kyash」を使ってさらにお得にもできます。
Tポイントで投資ができるのは、やはり初心者にとって嬉しい点です。
1株から投資できることに魅力を感じて始める人も多いようです。
実際にIPOを1株から始めている人もいます。
定期買付をうまく活用している人もいます。定期買付が初心者の味方になるという意見もあります。
SBI証券では、ロボアドバイザーのウェルスナビとも提携しており、「WealthNavi for ネオモバ」というサービスも提供しています。
「WealthNavi for ネオモバ」では1万円という少額からロボアドでの運用が可能です。
SBI証券は外国株の取り扱いがないため、他の証券会社を勧める声もあります。
6. SBI証券口座はスマホ1台でらくらく開設可能
SBI証券口座の開設方法は非常に簡単。7ステップで完了できます。
口座開設ページの表示にしたがって、メールアドレスなどの個人情報を入力、本人確認書類のアップロードなどを行うだけです。
スマホ1台で口座開設が可能。
まとめ|SBI証券は投資初心者にピッタリ!
SBI証券は、少額から投資を始めたい投資初心者に非常にオススメの証券会社です。
1株投資の取り扱い銘柄数ならSBI証券が他の業者と比較しても圧倒的だと言えるでしょう。
「投資に少しだけ興味があるけれど、あまりリスクをとりたくない」
「お試し感覚で手軽に投資を体験してみたい」
という人にピッタリの証券会社です。
正直、金利の低い銀行にお金を預けるくらいなら、少額からでも投資をした方が良いです。
まだ貯金しかしていない人は、投資を始めるのが遅れれば遅れるほど、資産を増やすチャンスを逃していると言えます。
記事を読んでSBI証券に魅力を感じた方は、今すぐに口座開設して少額からでも資産運用を始めることをオススメします。