【暴落?】モネロ(Monero)とは?安全な買い方・今後の将来予想!

  • モネロってどんな通貨なのだろう
  • これから上がるんだろうか、下がるんだろうか

モネロに興味をもったけど、「情報が全然ない!」とお困りの方も多いかと思います。

なぜならモネロは日本国内では取り扱いがなく、海外から情報を仕入れる必要があるからです。

そんな皆さんの代わりに、モネロに関する情報を集めてきました。

結論、モネロは長期的には価格が上がると予想されています

年月予想価格
2021年10月41,822円
2021年12月35,912円(-5,910円)
2022年3月41,778円(-44円)
2022年9月48,306円(+6,484円)
2023年9月56,462円 (+14,640円)
digitalcoinpriceによる価格予想

モネロは短期的には、弱気相場を形成し乱高下が予想されます。

しかし安値で買えるチャンスでもありますので、損が出ても売らずにじっと持っておくとよいかもしれません。

長期的には、モネロは価格上昇が見込まれています。短期の上げ下げに惑わされず、長いお付き合いを念頭にしておくことで、利益が見込まれるでしょう。

この記事では、専門家たちの意見を元にしたモネロの将来予想はもちろん、

これまでのモネロの価格を左右する要素についてもしっかりと解説。

最後まで読むことで、モネロをどのように売買すると利益が出やすいのか、理解できるでしょう。

モネロ:重要な3つのポイント!
  • 短期的には弱気も、長期では上昇が見込まれる
  • 匿名性の高さが強みだが、規制のリスクがある
  • 購入できるのは海外取引所のみ

1.モネロに対する専門家の見解【長期保有推奨】

専門家・ユーザー見解
インフルエンサー(Lorettaさん)意見
※8/21時点 短期
モネロが300ドルを超えることを期待している。機は熟している。
個人投資家(investmentshubさん)意見
※9/27 時点 短期
いまのモネロの動きを気に入っている。
いまはダウントレンドだが、構造的に安値をつけてから上昇が見込まれる。
専門家(Ananthi Reeta氏)の意見
※1カ月前の記事 長期
モネロの価格は過去24時間では下落しているものの、
テクニカル分析によると強気のパターンを示している。
このような強気の傾向が続く場合、318ドルのレジスタンスレベルを超えて上昇し、
2022年末には450ドルに達する見込みであると予想している。
専門家の見解

いくつかの海外のサイトを調査しましたが、長期で見ると、どのサイトもモネロに関しては上昇の見込める仮想通貨だとしています

1-1.Wallet Investorのモネロに関する見解【仮想通貨価格予想サイト】

米国の仮想通貨価格予想サイト「Wallet Investor」によると、モネロは長期で投資するのに適している通貨だと述べられています。

2021年9月現在の直近1カ月のスパンでは、284.74ドルから210ドル程度までの価格の下落が見込まれています。

しかし1年後には407ドルまで、5年後の2026年には1,015ドルまで価格が上昇すると予測しています。

短期の上げ下げを気にすることなく長期で持ち続けられる方は、今買えば価格の上昇の恩恵を被ることができそうです。

1-2.digitalcoinpriceのモネロに関する見解【仮想通貨情報サイト】

年月予想価格(2021年9月予想価格からの上昇値)
2022年9月48,306円(+8,483円)
2023年9月56,462円 (+16,639円)
2024年9月58,635円 (+18,812円)
※digitalcoinpriceによる1年ごとのモネロ価格予想

2017年より運営されている仮想通貨情報サイト「digitalcoinprice」によると、モネロは1年ごとに価格が上昇すると予測しています。

短期では価格の下落も見込まれており、売りが優勢な現状ですが、長期では価格が上昇し、収益性の高い通貨と予測しています。

ただしdigitalcoinpriceが予測していた2021年9月のモネロ価格は39,823円だったことに対し、実際のモネロの価格は24,901円なので、1年ごとの予想価格は、そのぶん低く考える必要があるかもしれません。

1-3.Annushmita Samal氏【著名ジャーナリスト】

AMB CryptoのフルタイムジャーナリストのAnnushmita Samal氏は、9月17日の記事で、テクニカル分析の結果は短期的には売り手に有利な状況であることを示していると述べています。

しかし、出来高から買い圧力と売り圧力を測定するチャイキンマネーフロー(CMF)を見ると、今後資金流入が回復することにより強気の市場に入ると示唆しています。

モネロの上値抵抗線は281.74ドルであり、これを突破した場合、高値更新を目指す可能性があるとしているので、ここを目安に取引をしていくとよいでしょう。

1-4.Ananthi Reeta氏【有名金融ライター】

予想価格
2022年450ドル
2023年550ドル
2024年700ドル
2025年800ドル

仮想通貨やブロックチェーンについて情報を提供するメディア「COIN QUORA」に寄稿しているライターの.Ananthi Reeta氏は、2021年9月に「モネロは年内に400ドルに達するのか」という記事を書いています。

そのなかで、テクニカル分析に基づいた結果、仮想通貨の市場は急激に回復していると述べ、それに伴いモネロも上昇する可能性があると論じています。

2021年の価格予想では342ドルに到達する見込みですが、投資家が仮想通貨を避けた場合、245ドル付近まで下がるリスクがあるとのことです。

しかし、長期的には新たな高みに到達する可能性が高いと述べています。

やはり短期の下落リスクを意識しつつ、長期の値上がりを期待するのがよいようです。

2.モネロのこれまでの値動き【2020年3月から上昇に転じる】

動き
2014年5月213円
2017年3月ゆるやかに上昇を開始
2017年5月~8月中旬4,000円~5,100円を推移
2017年8月上昇を続け15,896円を付けたのち、下落
2017年11月~12月再び上昇を続け、12月に53,014円に到達後、暴落
2018年12月~2020年3月5,000~10,000円台を推移していたが、2020年3月に3,450円を付けたのち上昇基調に
2021年5月57,545円まで上昇(最高値)
2021年7月20,000円台まで下落
2021年7月~現在20,000~34,000円台を推移

CoinMarketCapのデータより

モネロのこれまでの値動きには2つの要素があると考えられます。

  1. 仮想通貨市場の動向
  2. 各国とくに中韓の影響

2-1.仮想通貨市場の動向

2017年3月には米国でビットコインETFの認可が拒否されました。このため、ビットコインに流入するはずだった資金が他の仮想通貨に流入し、結果モネロの価格も上がっていったと考えられます。

2017年11月仮想通貨バブルが始まり、モネロも他の仮想通貨同様に上昇しています。

2018年1月には仮想通貨取引所コインチェックがハッキングされ、仮想通貨のネムが流出しました。

コインチェックは当時国内でモネロを扱う唯一の仮想通貨取引所でした。仮想通貨バブルの崩壊と相まってモネロの価格も暴落し、さらにモネロを含む匿名性の高い通貨は取り扱い停止の方向へ舵を切られます。

そして仮想通貨の再ブームに合わせ、モネロも2020年より再び上昇を開始しました。

このようにモネロの価格は、仮想通貨市場全体の影響を受け、推移しています。

2-2.各国とくに中韓の影響

2017年8月に韓国のbitHumbがモネロの取り扱い開始を公表しました。このためモネロは約3倍の価格となりました。

前述のように2017年の仮想通貨バブルの際には、モネロの価格も上昇しました。その後、各国とくに中韓の規制が強くなり、バブルは崩壊、モネロも下落します。

これまでのモネロの価格はとくに中韓の影響によって価格が左右されていたと考えられますが、今後は中韓同様の規制を開始することを睨む、欧米の影響を受けることが予想されます

3.モネロの価格予測【今後順調に値上がりする予測】

モネロの価格は3~5年の長期で価格が上昇していくと考えられます。モネロの価格は現在かなり大きく上がったり下がったりしているため、売買のタイミングが見つけづらいと思われます。

けれども3年前の2018年9月ごろの価格は13,000円前後を推移しており、現在はそれよりも14,000円近く上昇しているので、

長期で保有すれば、利益が期待できます

3-1.短期シナリオ【2021年12月35,000~42,000円、2022年3月39,000~41,000円】

直近ではモネロの価格は値動きが激しいため、売買タイミングが掴みづらいかもしれません。

しかし1年以内には9,000円近く上昇することが予想されていますので、ちょうどよいタイミングなどは考えず、下落してもしばらく持ち続けるように取引を行うとよいでしょう。

3-2.長期シナリオ【2024年に70,000円】

長期ではモネロは価格の上昇が見込まれます。2018年の仮想通貨バブル、直近では2021年5月に50,000円を超えました。このように過去の値動きを鑑みると、3年くらいで大きく価格が上昇すると考えることができます。

モネロで大きく利益を得たいなら、少なくとも3年ほどは保有するつもりで購入するのが良いと考えられます。 

4.モネロの将来性【資産を守れる匿名性が強み】

次にモネロの将来性を、モネロの特性を踏まえ論じていきたいと思います。

4-1. モネロの最大の特徴は匿名性

モネロの最大の特徴は、他の通貨と比べて匿名性が非常に高いことが挙げられます。

具体的には、モネロは誰が誰にいくら送金したか、その取引の当事者以外には分からない仕様になっています。

4-2. リング署名とステルスアドレス

この仕様は「リング署名」と「ステルスアドレス」という技術によって実現されています。

リング署名は取引を複数の他の取引と混ぜ、特定の誰かによってまとめて署名することで、一つひとつの取引を特定できないようにする仕組みです。

ステルスアドレスは送金の際にワンタイムアドレスが生成され、それを使うことで取引情報をほかのひとから見られないようにする仕組みです。

この2つの技術により、モネロは個人情報の流出を心配することなく、不正アクセスにも晒されにくい、安全に資産を保全できる通貨となっています。

4-3. 守りに強い通貨

ハッキングなどが心配される仮想通貨ですが、この匿名性の高さがうまく利用できれば、守りに強い有用な通貨としてポートフォリオの1つに選ばれる可能性が高まると考えられます。

5.モネロのネガティブ要素【各国の規制強化が弱み】

一方でモネロはその匿名性の高さから、犯罪に使用されたり、マネーロンダリングの温床になったりしているのではと、懸念をもたれており、各国が規制をかける動きが出てきています。

5-1.モネロの現状

実際にダークウェブ(通常の方法ではアクセスできない非合法のサイト)上での売買での利用や、テロリストの資金源となっているなどの噂がたっているのが現状です。

5-2.各国の規制

こういったことを背景に、各国、特に現在は欧米がモネロを規制する動きを見せており、扱う取引所が少なくなり、流動性が失われる可能性をリスクとして抱えています。

日本ではこれまで、コインチェックがモネロを上場していましたが、犯罪に使われる可能性に言及し、2018年に取り扱いを停止。

以降、国内の取引所では、どこも取り扱いがない状態が続いています。

5-3.モネロのリスク回避方法

以上のようにモネロを取り巻く環境は、必ずしも順風満帆ではないので、常に規制による流動性リスクの発生、暴落という流れを頭に入れておくことが必要です。

具体的には、ポートフォリオを組むときにはモネロはハイリスクハイリターン通貨と認識し、資金配分を控えめにしておくことが、リスク回避につながります。

6.モネロを補完するおすすめ通貨

ここではモネロと一緒にもっておくのにおすすめの通貨をご紹介します。

6-1.ビットコイン(BTC)

リスクの高いモネロに投資する際には、仮想通貨投資の王道であるビットコイン(BTC)を一緒に保有することをおすすめします。

これはアセットアロケーションの観点からは異論を挟む余地はないと思いますが、仮想通貨で一番の流動性があり、モネロの弱点(流動性)を補強するにはぴったりの通貨です。

ただし、短期的にはモネロに限らず、アルトコインはビットコインの値動きに大きく影響を受けますので注意が必要です。

6-2.リップル(XRP)

「仮想通貨はハイリスクハイリターンが前提なので、モネロだけではなく、もっとアップサイドを大きく狙える通貨を求めたい」という方には、リップル(XRP)がおすすめです。

リップルは日本で人気のある仮想通貨ですが、2020年に米証券取引委員会(SEC)により、リップル社がリップルの販売において連邦証券法に違反しているとして、提訴。価格が暴落しました。

決着はまだつかずリップルはマネーゲームの様相を呈していますので、リスクと引き換えに大きな利益を狙えます。

6-3.金(ゴールド)

仮想通貨を投資のポートフォリオに入れるとき、一緒にもっておきたいのが金(ゴールド)です。

金は、古代からその価値を保ち続ける資産で、まだ歴史の浅い仮想通貨に比べ、信用度が高くなっています。

「有事の金」と言われるように相場がクラッシュしたときに買われやすく、リスクヘッジとして少しでいいので、もっておくとよいでしょう。

7.モネロの取り扱いがある取引所【現在は海外取引所のみ】

モネロは既に述べたとおり、コインチェックが上場を廃止して以降、国内の取引所では取り扱いがありません。

したがってモネロに投資するには、海外の取引所に口座を開設する必要があります。

ですが、海外の取引所は

  1. 詐欺やハッキングなどの被害にあう可能性がある
  2. レバレッジが高く、大損する可能性がある
  3. 国内と法規制が異なる
  4. 日本円に対応していないため、入出金に手間がかかる

などのリスクがあり、上記4つのリスクが許容できないければ利用はオススメできません。

安全性や法規制の面から国内の仮想通貨取引所を利用した方が良いでしょう。

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8.モネロの将来性予想リンク集