【2021年最新】マネーリテラシーを高めるオススメ本9選!実際に読んでみた感想【書評】

  • 投資やFXなどお金関係で騙されたくない!
  • お金の知識を身につけて、投資や資産運用について学びたい
  • マネーリテラシーについておすすめの本を知りたい

この記事を読んでいるあなたは、マネーリテラシーを高めた上で上手にお金を運用していきたいと思っているのではないでしょうか?

お金に対する知識がない状態で投資やFXを始めると、運用がギャンブルのようになってしまい、最悪大損してしまう可能性があります。

最低限のお金のリテラシーを持った上で資産形成を行うべきです。

この記事では、投資やFXなどで資産運用を行なっている私が、実際に読んで本当におすすめできるマネーリテラシーを高める本を9つ紹介します。

最後まで読めば、あなたにとって一番最適にマネーリテラシーを学べる本を知ることができるでしょう。

1. マネーリテラシーを高めるオススメ本9選

  1. 『10代にしておきたい17のこと』
  2. 『ユダヤ人大富豪の教え』
  3. 『将来、お金に困らないためにしておきたい17のこと』
  4. 『マネーという名の犬』
  5. 『投資で一番大切な20の教え』
  6. 『お金の大事な話』
  7. 『おカネの教室 僕らがおかしなクラブで学んだ秘密』
  8. 『働きたくないけどお金は欲しい』
  9. 『ふがいない僕が年下の億万長者から教わった「勇気」と「お金」の法則』
株沢
株沢

実際に筆者の私も読んでみて、勉強になったと感じました!

1.『10代にしておきたい17のこと』

読みやすさ☆☆☆☆☆
発行2010/12/10
Amazon評価☆4.3
Amazon価格kindle版:550円
単行本:660円

「ユダヤ人大富豪の教え」など刊行書籍は200冊を超え、オンラインサロンは日本NO.2を誇る本田健氏が執筆した書籍。

10代向けと書いてはありますが、20代・30代でも学ぶものは数多くあります。

この「17のこと」のリストの15個目に15. お金とビジネスについて学ぶ 」とあります。

お金やビジネス以外についても体系的に書かれていて、筆者の実体験からくる感想を詳しく書いているので、分かりやすく非常に面白い内容となっています。

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Web上での意見

おすすめです。
大人が読んでも勉強になります。
息子に買ったつもりでしたが、親の私が勉強させられました。
著者のお人柄にも好感を持てました。

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Web上での意見

どの世代も卒業してしまった僕にも気づきが多く、人生を幸せで豊かに生きるヒントがありました。

特にこの1冊は、懐かしく自分の青春時代を思い出します。

「あぁ、あれをやっておけば良かったよな」ということがたくさんでてきました。

10代は子供でも大人でもない特殊な年代です。ある時は子供として扱われ、ある時は大人として扱われる。

どうしたらいいのか混乱もある時です。

子供から大人になる時にぜひともチャレンジしてもらいたい冒険がたくさんあります。

ぜひとも読書後できることから始めたら、それが今後の人生で役立つんじゃないかなぁと思ったりします。

巻末のアンケート結果は興味深いです。

僕も10代…特に中学生高校生の時に「恋愛したかったなぁ」という想いがあります。

10代がすでに終わってしまった人は、自分自身の「10代にしておきたい17のこと」を作るのをおススメします。

今の人生に何が必要なのか見えてくることがありますよ!

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Web上での意見

この本は書店で適当に本を探している時に見つけ、購入しました。

読む前は「10代のうちにやりたいことなんて人それぞれだろ。作者は何をもって10代に向けてアドバイスをしているのだろう。」そこに興味を持ちました。
結論から言うと、10代なんてまだ人生経験が浅いのでやりたいことが決まっていたとしても盲目的なことがあると思います。そこに気づかさせられました。また、やりたいことがなかったりなんとなくっていう人もいると思いますが、その場合にはより多くのヒントが得られると思います。読む前から「人によって幸せな人生は違う」という考えは変わっていませんが、この本を読めば精神的に充実した人生を送れると思います。その提案てきな本です。

内容は、広い視野で見た学校の意味(学校は社会的にみたら自由が少ない環境)、世間の常識(頑張れば必ずしも認められるわけではない)、現代の社会を生き抜くためのヒント(好き嫌いのイメージを持つ、旅をしたり勉強したりボランティアしたりで積極的に判断素材を取り入れる)、恋愛することや夢を持つ意味などなど…

偏りなく、10代なら誰しもが気になることを載せてあります。それに作者の経験から具体的なアドバイスや裏付けがかかれていてとても刺激を受けました。

10代のうちに読んだ方がいい本、見た方がいい映画もたくさんあげられてそこから冒険するのもありです。

「あ、そういう考え方もあるんだ! あぁ、やっぱこういうやり方でいいのかな。」など発見あり、共感ありでした。私はもう19で、すぐにこの代は終わってしまいますが(苦笑)、正確に10代限定なんてないです。二十歳前後の人が読んでもためになると思いますし、それ以降の方でもたのしめる本だと思います。この本は私の周りのひとにも紹介したい本です。

2.『ユダヤ人大富豪の教え』

読みやすさ☆☆☆☆☆
発行2006/02/09
Amazon評価☆4.3
Amazon価格kindle版:660円
単行本:748円

「10代にしておきたい17のこと」を執筆した本田健氏が執筆した本です。

物語としても読みやすく、お金の扱い方を丁寧に理解することができます。

文庫本も発売されているので、手頃な価格で手に取りやすいのも高ポイント。

ただし、評判の中には紹介者から商材の営業をされたという意見もあるので注意が必要かもしれません。

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Web上での意見

ユダヤ人大富豪いいこと言いますね。
他にも色々といいことを言っており、思ったよりも内容が良かったです。
実際にあった人物プラスアルファで書かれているそうで、作者を通して、実在した大富豪の人柄が出ているのでしょう。

自由人になりたいなあ。毎朝やることに追われず何をしようと考える一日なんて羨ましい。
しかし、自分や社会の成り立ちを知るのはともかく、人脈を使いこなすとか、パートナーシップの力を知るとか、セルフイメージを高めるとか、なかなか幸せな金持ちへはハードルが高い。「お金のことを忘れなさい」って言われても、、、
好きなことをやって幸せに成功できたら、それは一番いいだろうけど、皆そこまで行けずに毎日働いて終わってしまうのですよ。

これを読んだ後、自分の人生に落とすのが一苦労でしょうか。

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Web上での意見

この本に記されているゲラーさんの教えは、一つ一つ、確かなことで。

読み進めるうちに、本当にそうなのに、そうできてこなかった、そう生きてこなかった自分というものが悲しく思えて、しばし、中断したのです。読むほど、自己嫌悪に陥る。もっと早くにこの本を知っておけばよかった。そんな思いが募っていったのです。

しばし、中断の後。

であればこそ、自分より若い人にこの本を勧めよう。本物だから。一人でも多くの若い人に勧めよう。自分のような後悔と自己嫌悪に浸ってほしくないから。

そのような思いになりました。

若い人にお勧めします。

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Web上での意見

先輩にこの本を読んでみてと勧められ
読んでみました
確かに途中までは仕事や人との接し方など為になる事が書いてあります
だが…
途中からこのやり方のみ正しいみたいな読んでると軽くマインドコントロールされてるかの様な気がしてきました
更に読み終わった後に先輩に色々連れ回され
挙げ句の果てにアムウェイという糞会社の商品の購入、販売の話が出てきました
ネズミ講でわ無いといいますが
そこを上手く交わしてるネズミ講です
皆さんも話が変だと思ったら突っぱねた方が良いです
周りも自分も壊します

3. 『将来、お金に困らないためにしておきたい17のこと』

読みやすさ☆☆☆☆☆
発行2014/05/11
Amazon評価☆3.8
Amazon価格kindle版:594円
単行本:660円

「お金としっかり向き合ってこなかったあなたへ」

という強烈なキャッチコピーが目を引く本です。

お金の向き合い方や資産形成の基礎的な考え方が非常にわかりやすくまとめられています。

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Web上での意見

数多くの著作を世に出している本田氏だが、この本は将来に備えて、いかに資産を築くべきかという
最初の一歩を踏み出すための本である。お金に関する本にしては、具体的な方法ということが書かれて
いないので、こういった本を数多く読んでいる読者にとっては目新しいものはないと思う。

これまでに似たような内容の著作は他にあるので、そちらをオススメしたい。

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Web上での意見

やっぱり、本田健さんの、お金の理論は、とても分かりやすいです。

「お金を貯める、稼ぐ、増やす」には、お金について知ることが、
もっとも大切だと痛感させてくれました。

将来、お金に困らないためにしておきたい事として、
例えば、以下のような項目について、詳しく書かれております。
・お金から逃げない
・お金の性質を知る
・楽しくお金とつき合う
・お金にふりまわされない
・両親のお金とのつき合い方を思い出す
・自分のお金観を調べる
・正しいお金のもらい方
・複数の収入を持つ
・節約をやめて、生き金を使う
・資産と負債の違いを知る
・通帳を複数つくる

分かりやすい言葉で、とても読みやすく、理解しやすい一冊です。
読んでいるだけで、楽しくなります。オススメです。

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Web上での意見

うすっぺらい内容で、誰でもかけるような感想文のようなページがずっと続きます。

お金があった方が楽しいじゃないですか、と表現を変えて何回も繰り返しているだけの駄本。

小学生低学年には勉強になるレベル。

4. 『マネーという名の犬』

読みやすさ☆☆☆☆
発行2017/10/27
Amazon評価☆4.5
Amazon価格kindle版:0円 (unlimited会員限定)
単行本:1,528円

世界23か国で刊行、累計400万部突破しているベストセラー。

物語調で内容は子供向けではありますが、1つ1つの言葉や行動に「お金」に関する重要性を認識する上でのメッセージが込められていました。

お金を稼ぐことや増やすことをもう一度、子供の心に戻って見つめ直すことは、私たちの生活を豊かにしてくれるきっかけになるのではないでしょうか。

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Web上での意見

お金のブロックが強くて、お金となかなか仲良くできない私ですが、この本は、ワクワクしながら、お金(エネルギー)の流れ方を教えてもらいました。

お金と仲良くできる人は、お金の性格をよく把握し、その性質を巧みにコントロールして、自分のところにお金(エネルギー)を呼び込むことができるんだな。

大富豪大貧民のトランプゲームのように、一旦大富豪になると、その位置を奪われにくい。同様に、大貧民になると、なかなかステージを上げるのは困難。

ゲームと同じように、一旦、お金の流れに乗れたら、きっと人生は面白いくらいあっという間に変わるかもしれないと思わせてくれた一冊です。

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Web上での意見

非常にわかり安くお金に関しての知識を付けられます。
主人公の女の子の成長がとても素晴らしく、最後まで真剣に読んでました。
何故貧乏なのか、金持ちなのか、考え方の違いや、行動の大切さがわかります。
久しぶりにとても面白い本を読みました。
子供にも読ませたい本です!

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Web上での意見

「お金」と「自己啓発」について初めて学ぶ子ども向けの本。
平易な文章で簡潔にまとめられていて、
ストーリー仕立てになっているので小説のように楽しめる。

大人でさえ「お金が大好き」なんて言ったら変な目で見られるだろうし、
「投資」なんて難しくハードルが高いように思ってしまうだろう。
そんな固定観念を壊してくれるので、大人にもオススメできす。

この本を子どもの頃に読めていたら「お金」に対するイメージが全く違ったんだろうなと思う。
一度大人も子供も読んでみて欲しいです。

5. 『投資で一番大切な20の教え』

読みやすさ☆☆☆☆
発行2012/10/23
Amazon評価☆4.2
Amazon価格kindle版:2,090円
単行本:2,200円

そろそろ、何かしらの形で投資や資産運用を少額から始めたいと思っている人におすすめの本。

投資家ウォーレン・バフェットが自身の投資会社バークシャー・ハザウェイの株主に配布した「投資家のバイブル」といっても過言ではありません。

お金の基礎的な知識から一歩踏み込んだ投資について中心に書かれている本なので、投資に全く興味のない人にはあまり役立たないかもしれません。

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Web上での意見

バフェットがこの本を大絶賛し、大量購入してバークシャーの株主総会で配布した理由がわかる。

個人投資家のほとんどは、何故株式投資で勝てないのか。
必要な投資哲学を学ぶことができたのがこの本であり、
繰り返し、繰り返し読み続けている。

・優れた投資家がするべきことと正反対の行動を起こしがちだからだ。
・本質的価値を下回る価格で買う。そうすれば、低リスクと高リターンは両立する。
・ほとんどの人が間違ったタイミングで間違った行動をとる。この繰り返しが永遠に続く
・非効率性。すばらしいパフォーマンスをあげる機会。非効率性を逆手に取り、見極める側にいなければならない。
・バブルで買わずにいることが難しかった。危機の谷底で売ることが難しく、買うことは一段と困難。
・潜在リターンが高いもの、割安感が強いものを見つける
・投資は相対選択の学問だ
・サイクルの頂点と谷底で群衆の振る舞いに歩調を合わせない
・サイクルやトレンドが極端な状態は最大級の過ちを生み出す要因。反対方向に動く行為が必須
・群衆が過ちを犯すというのは明確であり数学的とさえいえる。
・心理的要因の影響力を侮ってはならない。思慮深い投資家も影響力を感じ取る。無関係でいられるなどと考えてはならない。屈服してはいけない。心理的要因を認識し、立ち向かわなければならない。理性をもって感情に打ち勝つ必要がある。

これらの卓越した実効性のある投資哲学は、この本ならではであり、その教訓を我々に示してくれている。
経験と教訓をマーケットが厳しい時期に吸収することが肝要。

これから逆回転するであろう経済のサイクルを乗り越えるために、この本を推奨したい。
サイクルをいくつも乗り越えてこそ、複利の効果を享受でき、資産の爆発的な拡大に繋がると認識している。
この本の価値は、値段では計れないくらいよい知識を与えてくれた。

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Web上での意見

この本を読んで、過去、現在について思いあたることがぐさぐさ来ました。
また、この本を読んで疲れました。
株式売買は難しく、心理戦の連続であることが解りました。
しかし、株売買は今のところ、止める予定はありません。
それは何故か?
サラリーマンにとっての問答無用の平気でむしり取られる、この重税です。
平気でとって非効率に適当に使っている、この重税です。
このひどい、税制度から自分の一生懸命働いて、得たお金を守るには、法に則った自己防衛しかありません。
しかし、この株の世界で生き抜くのは、並大抵のことではないことを改めて痛感しました。

やはり、インデックスファンドで行こうかと思いました。
これからも何回も読んで自分の戒めにしようかと思います。

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Web上での意見

「投資をどのように進めていけばいいか分からない」という方に、
要点として、
・企業の本質的価値を理解する
・投資の許容範囲 ( ストップロスなど ) を決め、低価格の分散投資をする
・市場 ( 投資家群衆心理の変動 ) を再考慮という待ちの姿勢から投資先を判断する(「投資に見逃し三振はない」バフェット )
・可謬主義 ( 知らない情報、バイアスを理解し利用する )

など、
企業の本質的価値を理解し、これらの姿勢をとりながら投資を行うという一つの型は、
「投資とは何か」という問いに立ち返れることができる一つの知見である。

6. 『お金の大事な話』

読みやすさ☆☆☆☆
発行2009/12/16
Amazon評価☆3.7
Amazon価格ペーパーブック:524円

ファイナンシャルアカデミーの無料セミナー「お金の教養講座」でいただきました。(今は無料配布はしていないそうです)

ファイナンシャルアカデミーの代表の泉正人氏の人生経験について描かれており、そこから無料セミナーで学んだお金の大事な話につながるエピソードが詰まっています。

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Web上での意見

お金に関するリテラシーをつけようと思って読んだ.学歴もコネも金もなかった筆者が裸一貫で,かなりの富を築いた経験談.誰にでもわかるように簡単にその考え方を説明している.内容が,「金持ち父さん貧乏父さん」に酷似していた.星さんという師匠のような人がいるところや,不動産投資で資産を増やしたというのも似ている.自己投資として学ぶことの大切さ,お金や時間,知識に対する接し方,チャンスが来たときに準備されていることの重要性などを説く.内容はいたって常識的で,逆に具体的な方法論などには立ち入っていない.初心者向け

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Web上での意見

この本は、すべての人に読んでほしい。特にお金に不満や興味を持っているならなおさら。
なんで自分はお金がないのだろう、他の人はなんでお金を持っているんだろう、そんな謎が解けます。
できれば20代後半までに、遅くても40代前半までにはこれを読んで、今後の人生計画を立てることをお勧めします。

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Web上での意見

この本を買ったのは日本ファイナンシャルアカデミーのセミナーに参加すると配布されるというものなので、
どんなものか興味があったというのが買った理由です。

感想としては、黄金の羽根の拾い方を極限まで薄くして、自叙伝を混ぜ合わせるとこんな感じになるのかなという印象。

マネー本で最初に手を出すには悪くはない本だと思います。
(良くもないですが。そういう意味で最初に読んで欲しいのは個人的には黄金の羽根の拾い方です)

ただこういう本を何冊も読んでいる人にとっては、あまり目新しい事はないです。
まあ一人の投資家の経験則を垣間見れる程度ですかね。
上から目線ですが、すごく成功した人ではなく、それなりに上手く言っている人の。
少なくともこの本に2、3時間掛けるような本ではなく、ナナメ読みで充分かと思います。

250円でも買う価値はあまりないと改めて感じましたが、最初の最初に手にする本としてはまあ、悪くない部類というのと、
この本に一つ星を付けてしまうと、他の本はゼロ星にしなければならなくなるという理由から星2つです。

7. 『おカネの教室 僕らがおかしなクラブで学んだ秘密』

『おカネの教室 僕らがおかしなクラブで学んだ秘密』
読みやすさ☆☆☆☆
発行2018/03/26
Amazon評価☆4.4
Amazon価格kindle版:1,426円
単行本:1,760円

中学生が主人公で、『インベスターZ』ほどではないけれど、頭が良すぎる登場人物と不思議な先生によって授業形式で進んでいく物語です。

『マネーという名の犬 12歳からの「お金」入門』よりは日本人向けに書かれていて、中高生でも理解できる内容です。

青春小説のような要素もある反面、校外学習的な立ち位置で社会に実際に出て行って、登場人物たちが学ぶ様子が生き生きと描かれています。

「おカネ」そのものを知るには、社会全体を見る必要があり、俯瞰的な視点から「おカネ」について考えることができる本です。

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Web上での意見

お金を手に入れるための方法と、思いつきで挙げた職業と結びつけて考える方法はなかなか面白かった。
かせぐ、ぬすむ、もらう、かりる、ふやす、等に分類して
更にひとの役に立つか立たないかを観点に振り分けたりと、多角的に職業について考えている。
職業としてバイシュンフや高利貸しなんかを挙げているのもピリッとする部分だと思う。
クラスのテストの平均点に例えるのは解りやすかった。
クラスの平均点を大きく引き上げるのが「かせぐ」人、クラスの平均点を大きく下げるのが「ぬすむ」人と考えてみると、
平均点付近を取る「もらう」人=ふつうの人が世の中大多数だと気付く。

銀行の役割や、あのリーマンショックの全貌も、最近流行りの仮想通貨まで、易しく書かれているので
お金がどのように世界を駆け巡っているか、なんとなく掴める。
過払い金請求の話やタックスヘイブン、格差社会にも触れているので、社会を見直す良い機会になった。

けど、登場する2人の生徒が優秀過ぎて、最初は小学生設定だったなんてとショックを受けました。
柔軟な頭が欲しい。

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Web上での意見

オカネの事を考えるって、イヤラシイ事でしょうか?それは大人がオカネの手に入れ方に関して、様々な方法があり、中にはバイシュンフのような仕事から軍隊といった必要悪みたいなものまで論じる必要があるから。でも確実に私たちはオカネの世界にいる。経済という仕組みを理解するためには、オカネの事を真面目に考えたほうが良い。オカネの手に入れ方、職業、労働の意義…自分の周りの子ども達とも考えてみたくなる内容でした。次回作も期待します。可能ならば続編希望です!

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Web上での意見

凄くわかりやすかったです!
元々著者のお子さんに向けて書かれたものということでしたが、出版になって本当に良かった!!

自分のこどもにも読ませようと思います。
ただ、最低でも「さっちょうさん」と「びゃっこさん」くらいの年齢(中学生)は必要かなー

親が本の内容を理解して、こどもがわからない所を教えてあげることが大切ですね!!
15人のお客様がこれが役に立ったと考えています

8. 『働きたくないけどお金は欲しい』

『働きたくないけどお金は欲しい』
読みやすさ☆☆☆☆
発行2018/05/30
Amazon評価☆4.2
Amazon価格kindle版:0円 (unlimited会員限定)
単行本:1,498円

タイトルがそのまま読者の気持ちを表している1冊。

kindle unlimitedの会員であれば無料で読むことができます。

内容自体は、具体的な話ではなく、教科書的な理論や歴史の説明が多いですが、

仮想通貨や株式など、新しい話題も広く扱っていて、「お金」に関して体系立てて知識を整理することができるでしょう。

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Web上での意見

投資に関して全くの素人である私は、投資というのはあくまで自分が利益を出すための手段だと思っていました。しかし、投資というのは「人を喜ばせること」をしている会社・人を応援することなんだと気付かされました。また、長年日本では銀行に貯金をすることが美徳であるとうたわれてきていますが、実はそれは国が財政をまかなうために国民に刷り込みをした考え方なんですね。だからこそ、私達はいま銀行に預けてばかりいないで、「人を喜ばせること」をしている会社・人に投資すべきであり、そのことがひいては日本経済の活性化につながるわけです。本書は中学生にもわかるくらい平易な表現で書かれています。幸せな投資家になるために必要なマインドセットを身につけるのにこの上ない良書です!今の中学生・高校生が読んでくれたら、近い将来、日本経済が変わるくらい影響力のある本だと思います!

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Web上での意見

タイトルだけ見るとフワフワしていますが、中身はとても地に足のついた実用性の高い、かつ読みやすい本でした。
『株=ギャンブル性が高く予測が付かず怖い、コンスタントに利益を出そうと思ったら家に引きこもってずっとPCを見ていないといけない、チャートなどの数字を追い続けるのは数字に弱い自分には合っていない、難しい、楽しくない』といったイメージを持っていましたが、そのイメージがガラリと変わりました。
『株はギャンブルではなく、正しい知識を得て見方がわかればコンスタントに利益を出すことが出来るもの。投資をすることでニュースの見方が変わり、世の中を多角的に広い視野で見ることが出来る。PCに張り付いて数字ばかりを追うやり方をしなくても良い。。それなら自分でも利益を出せそう、楽しそう!』と思えるようになりました。
この本を読んで何より良かったと思う事は、『自分が企業に投資することで、今まで銀行にただ預けていた時と違って良いと思う・成長してほしいと思う企業を直接応援することが出来、結果その企業に関わる人々を幸せにできる。良い企業が元気になることで、引いては日本の発展に繋がる』という視点を得られたことです。
投資についての正しい知識を得ることで、不確か・不要な情報に左右されたり鵜呑みにすることなく自分の頭で考えて投資をすることが出来る。そうして得た利益で自分の理想としている生き方・仕事の仕方が出来る。周りの人も世の中もひっくるめて幸せにできる『幸せな投資家』になりたい!と、投資に対する意欲が沸き、これからの人生がすごく楽しみになる本でした。
具体的にどのようにして正しい知識を得るのか?伸びていく会社、優良株の見極め方・・など、初心者でもわかりやすく書かれていて、飽きることなくあっという間に読了することが出来ました。今後投資を進めていく上での参考書として何度も読み返し、より理解を深めていきたいと思います。

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Web上での意見

前半のお金の歴史からなぜ投資が必要かについてはわかりやすく説明されてます。
けれども肝心の「どうやってお金を増やすのか」については、年に2倍、3倍の上昇を見込める小型株銘柄を厳選してのへの集中投資というハイリスクな手法。
そんな銘柄をどうやって見つけるのかというと、1日に10分投資の時間を作るだけでOKで、情報源はTwitterとか‥。

肝心の投資方法となると何だかあいまいな説明になり、最後まで読んでももやっとした抽象画が広がるばかりです。損切りについても「損切り出来ない人は投資の本質を理解してない」とバッサリ。売り時と買い時の見極めも特に説明もなく、この著者は本当に株式投資をされてるんでしょうか?

調べてみると株式セミナーを開いてる方らしく納得。20万のセミナーを開く方がそんな1000円でノウハウを教える訳がないですよね。
『投資に興味を持ったらうちのセミナーに参加してね!』これがこの著者の一番伝えたい事ではないでしょうか。

経済を知りたかったら山崎元さんなど著名な方の本がもっと安く手に入りますし、老後に漠然とした不安があれば田村正之さんの「老後貧乏」もオススメです。

この本はオススメしません。

9.『ふがいない僕が年下の億万長者から教わった「勇気」と「お金」の法則』

『ふがいない僕が年下の億万長者から教わった「勇気」と「お金」の法則』
読みやすさ☆☆☆☆
発行2018/05/21
Amazon評価☆4.2
Amazon価格kindle版:1,210円
単行本:1,540円

今の日本経済を支えている親世代の人がどんな風な立場に置かれて、どんな風にお金と向き合っているのかを物語を通じて知ることができます。

「お金」について書かれた本というよりは、決断し行動する「勇気」についてもフォーカスされていたのが印象的でした。

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Web上での意見

お金について話すこと、受け取ることに苦手意識や罪悪感があった。この本を読んでその原因がわかった。
父の苦労ぶりが子ども心に焼き付いて、必要以上にお金に重みを感じてた。そして「お金」と「苦労」をセットにしてた。だから受け取る時に、相手に苦労を押し付けるような感覚になってた。でもそれは自分がセットだと思い込んだだけ。
苦労のやりとりではなく、感謝のやりとりだと思い直したら楽になった。

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Web上での意見

今私に足りない所がそのまま当てはまりました。
成功者の真似を素直にする。
たったそれだけですが、それが難しい。

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Web上での意見

読んでいて、なるほどねえと思うところがあるものの、後半の不動産投資が端折られていて、ノウハウなどの核心は語られず、キヨサキ賛美の劣化版になっています。投資するまでは丁寧に語られるが、いざ始めるとあまりにも簡単に投資に成功して、後日談にしかなっていないのでオチとしてはひどい。

まとめ|マネーリテラシーを身につける方法は色々ある

  1. 『10代にしておきたい17のこと』
  2. 『ユダヤ人大富豪の教え』
  3. 『将来、お金に困らないためにしておきたい17のこと』
  4. 『マネーという名の犬』
  5. 『投資で一番大切な20の教え』
  6. 『お金の大事な話』
  7. 『おカネの教室 僕らがおかしなクラブで学んだ秘密』
  8. 『働きたくないけどお金は欲しい』
  9. 『ふがいない僕が年下の億万長者から教わった「勇気」と「お金」の法則』

マネーリテラシーを高めるための本を9つ紹介しました。

わかりやすく、読みやすい内容になっているのでお金のついて全く知識のない人でも挫折することは少ないでしょう。

お金について学ぶことで、しっかりとした資産の運用をすることができます。

マネーリテラシーを高める上では、本を読む以外にも無料セミナーに参加してみるのもおすすめです。

現在、オンラインでいつでもどこでも参加することができ、強引な勧誘のない安全なセミナーもあります。

あなたが今抱えている課題を、プロが相談に乗ることで解決までの手助けをしてくれるでしょう。

この記事を読んでいるあなたが、マネーリテラシーを高めるための手段を少しでも得ることができたのであれば、これ以上嬉しいことはありません。

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