- クラウドバンクってどんなサービス?
- 他のソーシャルレンディングよりも良いの?
- メリット・デメリットは?
- どんな人にオススメなの?
この記事を見つけたあなたは、クラウドバンクについて詳しく知りたいと思っているのではないでしょうか。
結論から言うと、着実に大きな利回りを得たい人にオススメできるソーシャルレンディングです。
クラウドバンクは実績から見て信頼性が高い上に利回りも比較的高いので、大きな利益を狙うことができるでしょう。
実際、2022年7月現在も、平均利回り5%超、融資元本回収率100%の運用実績を誇っています。
評判の中には、「利回りが高くて実際に稼ぐことができた」「他のソーシャルレンディングよりも良い」などが良いものが数多く見られました。
この記事では、ネット上の評判を徹底的に調査して分かったクラウドバンクのメリット・デメリットをご紹介します。
最後まで読むことで、自分がクラウドバンクを利用すべきかどうか、利用するにしてもどのようなことに注意しなければならないのかを知ることができるでしょう。
私もこちらのファンドに50万投資しています!
- クラウドバンクは国内3位の規模を誇る、高い利回りが狙えるサービスです。
- 融資回収率100%、平均利回り5.8%の実績もあり信頼性は高い。
- ただし、クラウドバンクは過去に行政処分を受けた経験があることや早期償還が多いことからリスクもある。
1. クラウドバンクとは融資元本回収率100%の信頼性が高いソーシャルレンディング
「クラウドバンク」は日本クラウド証券株式会社が運営する、信頼性の高いソーシャルレンディングです。
累計応募金額は1215億円を超えており(2021年1月現在)、maneoマーケットやSBIソーシャルレンディングに次いで国内3位の規模。
さらに、融資元本回収率が100%という他の大手ソーシャルレンディングにない実績があります。
融資元本回収率とは出資者が出資したお金が元本(がんぽん)以上になって返ってきた割合のことです。
貸し倒れや運営会社の経営破綻といったトラブルが起きると、融資元本回収率は下がってしまいます。
融資元本回収率が100%ということは、”貸し倒れなどのトラブルで出資者が損をしたことがこれまでに一度もない”ということ。
これだけ大きな規模で運営しているソーシャルレンディングにも関わらず、一度も貸し倒れがなく出資者が損をしたことがないのは驚異的なことです。
例えば、maneoマーケットやSBIソーシャルレンディングのような最大手のソーシャルレンディングは過去に貸し倒れが起きています。
他の大手と比較して、信頼できる実績があることがクラウドバンクの特徴です。
2. クラウドバンクで投資できる案件をご紹介!
2021年8月現在は「不動産事業」や「太陽光事業」関連の案件が多い印象。
目標利回りは5%以上と、銀行預金(0.001%程度)と比較すると非常に高いです。
案件の内容や応募状況はHPで気軽にチェックできるので、一度覗いてみてはいかがでしょうか。
2-1. 金投資も可能に・しかしおすすめしない!
クラウドバンクでは金投資も可能になりましたが、個人的にはおすすめしません。
理由は購入時の手数料が1.65%とかなり高いためで、金に投資するのであれば「金ETF」の方がコスト面で特をすると私は考えています。
手数料体系がクラウドバンクと似ている「純金積立」について以下の記事で詳しく説明しています。
純金積立はやめとけ!やってみた人の最悪な評判・より良い投資方法3. クラウドバンクのリアルな評判・口コミ・体験談
ネット上をくまなく探し、クラウドバンクについての良い評判・悪い評判を抜粋しました。
中には実際のユーザーにしか分からないリアルな口コミ・体験談もあったので、クラウドバンクの利用を考えている人はぜひ参考にしてください。
3-1. クラウドバンクの良い評判・口コミ
Twitterでの意見
クラウドバンクがやってるやん!
予想年間利回り5.2%高杉ワロタ
Twitterでの意見
現在クラウドバンクとVYMの投資額がほぼ同じなんだけど、分配(配当)金を比べるとクラウドバンクの方が上だった。利回り率の違いやキャピタルゲインの有無など一概には比較できないけど、毎月の小遣い稼ぎとして優秀なのは前者だったわ。
クラウドバンクの利回りが高いと感じている人が多くいました!
Twitterでの意見
クラウドバンク
2020年度実績 年利5.32%
毎日の相場に振り回されることなく預けたら運用終了まで放置。
もちろん、元本保証ではないためリスクもありますが、高配当株の代わりに活用してます😊
Twitterでの意見
(配当生活)
資産運用の1つの柱の
クラウドバンクから今月もお金が入りました!
8981円!
いいですね。
有名な高配当etfとかやと3月毎が多いので
毎月貰える楽しみがある
今月も仕事頑張れそう👊#クラウドバンク #資産運用#投資家と繋がりたい pic.twitter.com/KwRr9Zg64K
Twitterでの意見
あら、今月だいぶ早いな
クラウドバンク 12月
総投資 ¥3,015,798 (償還¥61,692)
税引後分配金 ¥12,950
利回り6.36%
クラウドバンクで実際に稼げたという声もありますね!
Twitterでの意見
メルカリのメルペイを使って貸し付け投資ができるファンドが始まったそうな…🤔 う~ん🤔 運用期間が10か月で年利2%の利息って微妙な気がします😅 Fundsというソーシャルレンデイング会社がやってるみたいですが😗 クラウドバンクとかの案件の方がよっぽど利回りが良い気がします。
Twitterでの意見
fundsで投資してる分は満期がきたらクラウドバンクに移行かな。利回りが低すぎるのと1円単位で投資なんかしない。
他のソーシャルレンディングであるfundsよりも良いという意見もありました!
Twitterでの意見
クラウドバンク元本割れなしや利回りといった運用データ見てたらなかなか優秀なのでは
Twitterでの意見
おはようございます☀
クラウドバンクに口座開設してみました❗️
ファンズのように、ソーシャルレンディングなので
ファンドを選んで投資するスタイルという事で
ほったらかしで運用できるのが楽でいいですね☝️
今のところ元本割れも無いようですし、
期待してみます😊
Twitterでの意見
オーナーズブック
ファンズ
など安全性が高い事業者は
投資家が殺到して
クリック合戦になるのが常
そんな中、証券会社が運営していて
これまで貸し倒れ0で
常に案件が募集されている
クラウドバンクは最高の事業者だと思う
過去に一度も元本割れしていない点に信頼感を感じているユーザーもたくさんいます!
Twitterでの意見
ソーシャルレンディングのなかでクラウドバンクに資金が偏っていたので、利回りのいい案件の多いクラウドリースに口座を新規開設して償還があった分を資金移動。ほとんどの業者は出金手数料数百円取られる中、クラウドバンクは無料で素晴らしい。他の業者は手数料高すぎて資金移動がしにくいです。
Twitterでの意見
先日、クラウドバンクが
入金手数料無料化を発表したが、
これはかなり革命的!
出金手数料が無料の事業者は
ほかにもある
でも入金する時には必ず
手数料がかかった
これでクラウドバンクでは
貸し倒れ以外で
投資家が損することがなくなった
Twitterでの意見
かれこれ2年ぐらいクラウドバンク使ってますが、今更ながら即時入金ということができることを知った😱しかも手数料無料。今までわざわざ手数料を払って通常振込してきたのは何だったんだ😵
提携している銀行から入金すれば、クラウドバンクは出入金手数料が無料です!
Twitterでの意見
定期預金を解約。
より利回りのいいクラウドバンクとmaneoに資金を投入しました。#ソーシャルレンディング #お金に働いてもらう #資産運用 #クラウドバンク #maneo #ニート
Twitterでの意見
クラウドバンクに投資しました✨
目標利回りが5%~7%ぐらい。
銀行に預けているよりとってもいい😊
手軽にできる投資をしながら、その間に、株の基礎的なお勉強を頑張ろう♪
#crowdbank
銀行預金よりもクラウドバンクに入れた方が良いとの意見がありました!
Twitterでの意見
クラウドバンクは毎月利回り見られるんだ!
眺めてるだけでうきうき出来そう笑#クラウドバンク
Twitterでの意見
クラウドバンクの太陽光ファンドやファンズ、クリアルのクリック合戦を見てて、値動きでの損がなく定期的に分配金がもらえる投資が求められていると感じる。自分もそっちが好き。株の配当は値動きがあるから怖いし、米国株・ETFも為替リスクがあって怖い。
値動きで損しないというのは本当にありがたい
Twitterでの意見
クラウドバンクからの分配金が初めて税引後9000円を超えました😀
元本保証なしや償還まで資金拘束等のリスクはありますが、株やFXのような含み損がなく、毎月分配金が出るので、定期預金の感覚に近いです。
分散投資の一つとして私はオススメします。#クラウドバンク#ソーシャルレンディング
Twitterでの意見
クラウドバンクから、月1の分配償還のお知らせが!
100万を分けて4銘柄に投資して、5000円ちょいの利益😊
忘れた頃に入るから、臨時収入感あって嬉しい!
けど、貯まってきたら再投資する予定✨
Twitterでの意見
個別株をほぼ毎日トレードしている私ですが、
クラウドバンクも併用して投資してます🙂
株式のようなトレンド、暴落、倒産などのリスクも少なく安定して5〜7%ほどのリターンを得られる事ができます。
他にも良い評判がたくさん見られました!利用者も多いみたいですね!
3-2. クラウドバンクの悪い評判・口コミ
Twitterでの意見
クラウドバンクにとりあえず100万入れて、よし、投資しよって思ってもそっこーいいやつ埋まるし、むりげーじゃんこんなん
Twitterでの意見
クラウドバンクのファンド、
17時〜で17時に入って募集中から画面変わらず更新したらすでに終わってた
1分で満額になったみたい😱
2月に申込んだ時は余裕だったのに今そんなに人気?
再投資できてないから早くしたいのに!
ちなみに前回は半年で100万が税抜102.1万になった
株のほうがいいけどね pic.twitter.com/POMmHFUdnE
Twitterでの意見
クラウドバンクの太陽光ファンド案件、募集が埋まるペースが早過ぎて笑った。
目標利回り6.5%だから飛びつく気持ちもわかる。
釣られて自分も2万円投資した🙄
クラウドバンク累計投資額:6万円#クラウドバンク
人気のファンドはすぐに埋まってしまうようです。
Twitterでの意見
クラウドバンクに投資してるりんご🍎
今のところ問題なくいい感じに成果も出てて不満なしなんですが
過去に2度行政処分を受けてるので
そこが気にはなる😓
評判のいいオーナーズブックとかに今投資してる分を乗り換えようか悩み中😓
もし詳しい方いらしたらリプとかでご意見頂けると助かります😂
過去に2回の行政処分を受けているのは気になりますね…。
Twitterでの意見
クラウドバンクの今日償還あったやつ、運用開始して1ヶ月で99%償還とか辛いわ。運用前の資金拘束されてる期間無駄になったわ。一気に250万も戻ってきちゃった。損してないからいいんだけどなんかモヤモヤ。
Twitterでの意見
一時は200万近くまで出資していたクラウドバンクですが、50万ほどまで減らしました。
理由としては
・ソーシャルレンディング業者の分散
・よく分からないタイミングで元本償還があり効率が悪い
・案件の利回り低下傾向#クラウドバンク #ソーシャルレンディング #ソシャレン
Twitterでの意見
クラウドバンクに投資を始めて3ヶ月、ほぼ目標利回り6%超えに投資をしたにも関わらず、既に太陽光2件は早期償却で配当付かず、残りは平均実質利回り2.9%
うーん。
Twitterでの意見
今回もクラウドバンク早期償還多かったなぁ。。
案件偏らないためのエクセル管理忙しー(笑)
クラウドバンク最近は事前に募集お知らせしてくれるようになって投資しやすくなりましたね(*^^*)
また積み上げていきます(*^^*)
Twitterでの意見
クラウドバンク
2019/12から開始して、21万円使って3案件累計の分配金6,743円、税引したら3,932円💴
うーん早期償還が多かったからかな、損はしてないけど他で使った方がリターンは大きかった気が😶
これで卒業かな💦
Twitterでの意見
クラウドバンク太陽光だったのかー。瞬殺だったでしょうね。最近ずっと円建てドル建てだったんで。投資機会もすっかり確保できなくなったし、ある程度出金しちゃっといて正解だったなぁ。太陽光投資できても釣りだったの…?ってレベルの超早期償還もあって最近個人的にはあんまりです。
早期償還があった評判が多かったです。投資計画が狂うのは困りますね…。
Web上での意見
クラバンは過去に2度やらかして、上層部も総入れ替えしてるからその辺りは抜かりなく
やってる、と信じたい。ロクに精査もせず案件出してるならもっとポンポン早いペースで
出してるはずだよ、以前のmaneoみたいにね。貸付先への金利等見ても無理なく堅実な案件が多い印象。長く付き合いたい事業者だわ。
行政処分への対応を評価する声もありますね。
Web上での意見
やっぱり早期償還の件数が多いと 計画しにくいなー。 次の投資に回すと言っても、運用準備ー開始から利益分配までお金を眠らせておく事になる。 2ヶ月無駄になる。 しょうがないのかね? 数分~3日で満額になるなら、もっと早く運用開始したら? と思ったりもする。 やはり素人目からは、高い利回り商品から低めの商品に付け替えている所が否めない。
だったら最初から4.0%や4.8%位の数字でも良いのに。 一番気に入らないのは、「累計応募金額」の数字や「締め切り時間の秒表示」だ!
まーとにかく焦げ付きだけは避けて欲しいけどね。
Web上での意見
クラバンには本当に感謝している。大量の早期償還で困っていたら、割と早めにファンドを出してくれた。これからも頼むよ。出資するから。
早期償還は困るという意見もあれば、すぐに他のファンドが募集されるので問題なかったという声もあります…。
4. 評判から分かったクラウドバンクのメリット3選
クラウドバンクの評判からわかったメリットは3つです。
特に融資元本回収率が100%という実績があることで信頼感を感じられる点が他にないメリットです。
また、信頼性という意味では大手のSBIソーシャルレンディングもオススメできますが、クラウドバンクの方が比較的高い利回りの案件が多いため、より大きく稼ぎたい人にオススメできます。
クラウドバンクに興味をお持ちの方は、具体的にどのようなメリットがあるのか確認しておきましょう。
4-1. 融資元本回収率が100%なので信頼性が高い
クラウドバンクには融資元本回収率が100%という驚異的な実績があり、ソーシャルレンディングの中でも貸し倒れリスクが少ないと言えます。
融資元本回収率とは、出資者が出資したお金が元本以上になって返ってくる割合のことをいいます。
貸し倒れなどが起きると元本割れを起こすため融資元本回収率は下がりますが、今のところクラウドバンクでは貸し倒れも起きておらず、出資者が出資したお金が100%元本以上の額になって返ってきているわけです。
これまで貸し倒れが起きていないということは、貸付先企業を選ぶ基準が適切であるということを意味するため、今後も貸し倒れリスクは少ないと言えるでしょう。
どのソーシャルレンディングも貸し倒れしそうな企業はファンドとして採用せず、貸し倒れしないと思われる企業のみファンドとして採用しています。
クラウドバンクは「貸し倒れしそうかどうかを見極める基準」が適切だからこそ、これまで貸し倒れが起きていないと考えられます。
今後も同様の基準で企業を選ぶ限り貸し倒れが起きにくいと予想できるため、信頼性は高いと言えるでしょう。
ただし、ソーシャルレンディングである以上、貸し倒れのリスクが全くないわけではないので注意が必要です。
4-2. 利回りが比較的高いので大きく稼げる
ソーシャルレンディング事業主 | 利回り | 特徴 |
Lendex(レンデックス) | 6~13% | ・無担保の案件は利回りが高い傾向 ・会社規模が小さい(従業員数8名) |
CROWD CREDIT(クラウドクレジット) | 5.2~12.5% | ・海外ローン ・為替リスクあり |
クラウドバンク | 平均5.8% | ・貸し倒れなし ・業界3位の実績 |
SBIソーシャルレンディング | 2.5~10% | ・大手SBIグループ傘下 ・業界2位の実績 |
creal | 1.1~6.5% | ・不動産投資クラウドファンディング |
Rimple(リンプル) | 4~5%程度 | ・不動産投資型 ・初回の案件のみ10%だったが、それ以降は4~5% |
OwnersBook | 5%前後 | ・全案件に不動産担保つき |
CRE Funding | 3%前後 | ・物流不動産投資クラウドファンディング |
Funds(ファンズ) | 約2% | ・上場企業中心に貸し付ける独自のシステム ・6%程度の案件も存在するが非常に少ない |
FUNDINO(ファンディーノ) | – | ・ベンチャー投資のためリターンは利回りではない |
クラウドバンクの利回りは平均で5.8%と、ソーシャルレンディングの中では比較的高いと言えます。
単純に利回りだけを見れば、クラウドクレジットやレンデックスの方がより高いと言えますが、その分為替リスクがあったり会社規模が小さかったりと不安要素があります。
実績面でより優れているSBIソーシャルレンディングは利回り2.5~10%を謳っているものの、5%前後の案件が目立ちます。実際に現在出ている案件も最大利回り5.5%のものです(2020年12月17日時点)。
実績と信頼性を加味した上での利回りは比較的高いと言えますので、大きく稼ぎたい人にオススメできます。
4-3. 出入金手数料が無料
クラウドバンクは出金手数料が無料です。
入金手数料は、提携している金融機関のインターネットバンキング口座からの即時入金を選択することで無料になります。
住信SBIネット銀行や楽天銀行、三菱UFJ銀行、ゆうちょ銀行など、ほとんどのメジャーな金融機関が提携しています(提携銀行の一覧はこちら)。
その他のソーシャルレンディングでいうと、SBIソーシャルレンディングは出入金手数料が無料(入金は住信SBIネット銀行使用時のみ無料)、その他の主要な事業主は出入金手数料のいずれか、または両方が有料です。
「何度も出入金を繰り返しているうちにいつの間にか資産が減っていた」という心配がないので、クラウドバンクは安心して使うことができるでしょう。
5. 評判から分かったクラウドバンクのデメリット3選
評判から分かったクラウドバンクデメリットは3つです。
いずれも他のソーシャルレンディングと比較して決定的なデメリットと言えるものではありませんでした。
しかしながら、今後クラウドバンクを利用しようと考えている人にとっては知っておくべき情報です。
具体的にどのようなデメリットがあるのか、利用前に確認しておきましょう。
5-1. 人気の高い案件はすぐに募集枠が埋まる
高い利回りの案件など、人気の高いものはすぐに募集枠が埋まってしまうという評判が見られました。
抽選や早い者勝ちの競争に勝利しなければ好きな案件に出資できないというのは、出資者にとってデメリットです。
なぜなら、なかなか思うように投資ができず、資金を眠らせてしまうことに繋がるからです。
ただ、募集額や案件数が多いにもかかわらず応募が殺到しているのは、クラウドバンクの人気の証でもあります。
多くの人が競争に参加してでも投資したいと考えている案件を取り扱っているという意味で、一概にデメリットだとは言えないかもしれません。
ちなみに、どうしても競争に参加したくないという人には、SBIソーシャルレンディングの常時募集型ファンドがオススメです。
5-2. 過去に行政処分を2回受けている
2015年7月
- 分別管理を適切に行ってなかった
- 顧客に対して必要な情報を適切に通知してなかった
行政処分を受けた理由は2つです。
金融機関には投資家から預かった資金と自社の資金を分けて管理(分別管理)する義務があるのですが、その分別管理ができていませんでした。
また、行った取引の内容と投資中の資金について記載された取引残高報告書が正確に作成されていませんでした。
処分内容は、3ヶ月間の案件募集業務の停止など。
クラウドバンク側の対応内容は、
- 社内管理体制の整備
- システムのアップデート
の2点です。
事業規模の拡大に対して人員が追いついていなかったことが原因だと考えられたため、人員の増員や責任者の明確化、業務系・管理系システムの自動化が進められました。
2017年6月
- 手数料還元キャンペーンの手数料が還元されなかった
- 記載と違う企業に融資を行っていた
行政処分を受けた理由は2つです。
2014年5月~2015年5月まで一部の案件で行われた「手数料還元キャンペーン」で、実際には手数料が還元されていませんでした。
また、一部の案件について記載されていた企業とは別の企業に融資していた上、リスクの説明も出資者に誤解を与えるようなものだったという問題がありました。
処分内容は、業務改善命令です。
クラウドバンク側の対応内容は、
- 手数料をきちんと還元
- 広告掲載業務の改善
- 役員を総入れ替え
の3つ。
還元されていなかった手数料は、行政処分を受けるよりも前にきちんと還元されました。
そして、不適切だと指摘された一部案件のリスク説明内容は2017年1月に改善されています。
また、2016年11月以降は広告作成責任者と広告審査責任者が融資審査に同席するようになり、誤解を与える表記がなされないよう体勢を改善されました。
さらに、2016年に役員を総入れ替えして新しい経営体制で業務が行われています。
これらの対応はいずれも行政処分前に自主的に行われています。
クラウドバンクは2015年7月と2017年6月の2回、行政処分を受けています。
手数料還元キャンペーンを行ったのに実際は還元されていなかったり、記載と違う企業に融資していたりと、出資者に対して不誠実な行為がいくつか行われていたためです。
行政処分後、クラウドバンクは手数料をきちんと還元したり、役員を総入れ替えしたりといった対応をしました。
対応が評価されたためか今では信頼を回復しているクラウドバンクですが、過去に行政処分があったという事実は出資者にとって不安要素となるでしょう。
クラウドファンディングでは運営会社の信頼性が一番大事であるため、行政処分に不安を感じる方には利用をおすすめできません。
安全にクラウドファンディングを始めるなら、行政処分や貸し倒れが起こったことがなく、信頼できるサービスとして評価される「CREAL」がオススメです。
5-3. 早期償還が多いとの評判が複数ある
クラウドバンクは早期償還が多いとの評判が複数みられました。
早期償還されると損はしないものの、得られると期待していた利回りが得られないので、出資者にとってはデメリットでしょう。
しかし、早期償還の例が多いというのは、出資者にとって安心できる材料にもなり得ます。
早期償還が行われるケースというのは、貸付先企業の事業が順調に進められ、融資を受ける必要がなくなった場合です。
早期償還の例が多いということは、事業を順調に進める能力の高い企業に多く貸付を行っていることを意味します。
そのためクラウドバンクは貸し倒れのリスクが低いと考えられるわけです。
とは言え、早期償還されると出資者の投資計画が狂うため、デメリットであることは否定できません。
早期償還をできるだけ避けたいという人は、その分リスクがより高いと考えられると理解した上で、早期償還の少ない事業主を選ぶことをオススメします。
6. 【運用実績】クラウドバンクやってみた結果!
クラウドバンクで投資してみたので、運用実績を公開します。
6-1. 現在の資産状況と投資している案件
10万円を入金して2021年5月から3ヶ月投資しています。
投資案件は「不動産ローンファンド」です。個人的には「ドル建て」に魅力を感じて選びました。
6-2. 収益は3ヶ月で0.5%程度
3ヶ月で分配金が475円でした。
投資額が9万5,000円ほどなので、ざっくり0.5%程度の収益。
投資期間が終了する2年後には4,000円くらいの稼ぎになる計算です。
6-3. 実際に投資して感じた2つのメリット
- 銀行預金とほぼ同じ感覚で放っておける
- 操作が簡単でわかりやすい
実際に使ってみて感じたメリットは2つ。
操作が非常に簡単で、投資の未経験者でも安心して使えます。
一度案件に投資してしまえばずっと放っておけるのも魅力的。銀行預金と変わらないくらい手軽でした。
7.クラウドバンクを始める4つの手順【超簡単】
クラウドバンクの口座開設は非常に簡単です。
- 手順①:口座開設の申し込み
- 手順②:本人確認書類の提出 (スマホからも可能)
- 手順③:審査 (最短1営業日)
- 手順④:口座開設完了
氏名や出金先の口座登録、運転免許証などの個人情報を入力するだけ。
登録自体は全てスマホで行うことができます。
口座開設自体は無料で行うことができるので、気になる人は今すぐ「口座開設」をするのがおすすめです。
まとめ|クラウドバンクは着実に大きな利益を狙いたい人にオススメ!
ネット上の評判から分かったメリット・デメリットをまとめると、
- 融資回収率100%などの実績があるため信頼性が高い
- 平均利回り5.8%と比較的高いので大きく稼げる
という2つの特徴から、クラウドバンクは着実に大きな利益を狙いたい人にオススメできます。
ネット上をくまなく探しましたが、驚くことに悪い評判は非常に少なく、他のソーシャルレンディングと比較して決定的なデメリットを見つけることはできませんでした。
実際に利用してみた感想としても非常に使いやすく、ソーシャルレンディングの中ではファーストチョイスと言って良いでしょう。
ただし、早期償還が多いとの評判が複数見られたので、投資計画が狂うのをどうしても避けたい人にはオススメできません。
銀行預金で資金を眠らせておくくらいなら、簡単に投資できて放っておけるクラウドバンクを利用するのが賢い選択かと。
この記事を読んだあなたが、クラウドバンクのメリット・デメリットを理解した上で本当に利用するべきかどうかの判断ができれば嬉しく思います。