・投資した人から提訴されてるってホント?
・実際に投資した人の評判・口コミとかあれば知りたいな!
ソーシャルレンディング事業を運営していたもの、財務局から業務停止命令が下って運営停止となってしまった「みんなのクレジット」。
当時は「最大利回り12%」を謳っており、投資家から注目を集め、多額の出資金を集めたものの、投資したお金が返済されずに問題となりました。
記事を読んでいる方の中には「なぜみんなのクレジットはここまで問題になったのか」気になっている方が大半のはず。
結論から言うと、みんなのクレジットは確かに悪質な業者でしたが、ソーシャルレンディング自体が悪い訳ではありません。
この記事では、みんなのクレジットに関するネット上のリアルな評判・口コミについて調査し、何が問題だったのかについて徹底解説します。
読み終えれば、みんなのクレジットの事例から、何を投資先に選んだらいいのか理解できるようになるため、ぜひ最後までご一読ください。
- みんなのクレジットは悪質なソーシャルレンディング事業を行っていた
- 2020年6月には判決で約1億円相当の賠償命令が下っている
- ソーシャルレンディング事業そのものが悪い訳ではない
- 信頼できるソーシャルレンディングなら「CREAL」がおすすめ!
筆者の私もCREALに投資していますが、運用実績も公開されていて信頼性が感じられます!
1. みんなのクレジットは悪質なソーシャルレンディングを行い投資家から起訴された企業
みんなのクレジットは2016年4月に、投資型クラウドファンディングとしてサービスを開始。
投資先は中小企業の運用資金として貸し出しを行っており、中小企業支援型のローンファンドという名目の商品だったようです。
また実際の最大利回りが12%もあったことから、当時とても注目を集め、わずか1年足らずで40億円以上を集めました。
しかし現在は、公式サイトすら閉鎖されており、多くの投資家から投資金返金の訴訟を起こされる事態にまで発展しています。
一体なぜこのような事態になってしまったのか、簡単に時系列とともに振り返ってみましょう。
関東財務局は、みんなのクレジットに対して1ヶ月の行政処分を受けました。
理由としては、
- 貸付先が中小企業ではなく、親会社・関係会社に集中していた
- 投資家から集めたお金を社長の借金返済に使っていた
などソーシャルレンディング事業者としてあってはならない行為を行っていたためです。
同年5月ごろから投資家への返済が滞るようになり、行政処分を受け悪質な経営体制が明らかになっていたことから、投資家から大バッシング。
結果的に投資家側が集団提訴を起こし、みんなのクレジットの闇が暴かれました。
しかし提訴後も、ずさんな経営の責任を取ろうとしない、みんなのクレジット側の対応が、さらに投資家からの怒りを買うことになります。
2018年に入るとマスコミもこの事件を大々的に報道。
テレビ東京のWBS・ABEMA TVなどで取り上げられ、多くの人の目に事件の真相が触れる結果となってしまったのです。
しかしこの時期に、みんなのクレジットカード側は公式HPを閉鎖し、雲隠れをしてしまいます。
2019年に訴訟の裁判が行われると、当時の代表だった白石氏が法廷に立ちました。
しかし彼の口から法廷で語られたのは、謝罪というよりも自らの擁護に近いような発言ばかり。
あげくの果てには「金融庁の対応にも問題があった」など、他責する始末で、多くの投資家をあきれさせる結果になりました。
その後、あまり動きがなかったみんなのクレジット訴訟でしたが、2020年6月に東京地裁は約9300万円の支払いを命じる判決が下しました。
これによってようやく法律的に賠償責任を取ることができるようになり、投資家側の要求が受け入れられる結果となったのです。
このような流れで、段々と「投資先に虚偽があったこと」「ずさんな経営体制」などが明らかになり、追い込まれていったのです。
結果的にソーシャルレンディングの詐欺事例の中でも、かなり大きく取り上げられた企業として話題となりました。
ソーシャルレンディングには怪しい業者も多いので、信頼できるサービスを選ぶことが大事ですね…
2. みんなのクレジットのリアルな評判・口コミ・体験談
訴訟まで起こされて問題となった「みんなのクレジット」ですが、実際にこの件に関してどのような意見を持っているのでしょうか。
ここでは、ネット上の評判などをまとめて、みんなのクレジットに関するリアルな評判・口コミ・体験談について解説しました。
2-1. みんなのクレジットの悪い評判・口コミ
Twitterでの意見
ソーシャルレンディングは怪しいから投資しなかった
みんなのクレジット
投資家22人が1億円賠償請求、全額支払い命令…地裁「勧誘文言は実態に反する」
Twitterでの意見
みんなのクレジット事件を見て撤収して正解でした。まだまだ日本ではソシャレン周囲の法の整備が必要ですね。借り手が誰か分からないままお金を貸すなんて怖いですよ。
Twitterでの意見
投資型クラウドファンディングであるところのソーシャルレンディングとかもっと地獄なんだぜ、詳しくは「みんなのクレジット」の事案を見てみよう!!!!
みんなのクレジットで借金が踏み倒されたという事実について、恐れを抱いている方は多数見受けられました!
Twitterでの意見
当時「みんなのクレジット」というサービスが急成長。投資すればボーナスで10%くらいのキャッシュバックが貰えた。今思えば10%なんて絶対におかしいんだけど、当時は気付けず。最終的にそのサービスは資金が無くなり破産。僕は投資した100万円を失った。
Twitterでの意見
思い出したぞ。2016年12月 1bitを10万円で買うか、みんなのクレジットに10万円突っ込むか? 結局、高配当につられて、みんなのクレジットにベットして10万円を溶かす。 高配当に釣られれるなよ。いい教訓ですな。
Twitterでの意見
昔、投資とかなにも知らなかった頃に「みんなのクレジット」っていうサービスのキャッシュバックに釣られて100万円をぶっ込んだ結果、運営会社が資金繰り破綻して全部返ってこなかったのを思い出した。普通に悲しかった。
Twitterでの意見
でも、自分は過去にみんなのクレジットっていうクソ会社に20万円詐欺られましたよ。詐欺られたのは正直お恥ずかしい話ですが、 何事も経験ですよね
前向きに。。
騙されたあげく、お金が未だに返ってきていないという方もいるようです。。
Twitterでの意見
みんなのクレジットで開いた口が塞がらない展開へ
みんなのクレジット「調整お見舞金」について
http://to-h.jp/2018/03/26/info_04/
ポイント
①支払いは仮想通貨になるかもしれない
②いつ支払われるか、いくら支払われるかわからない
③SNSや他言してはいけない
④もし他言したら損失額の倍額を請求
出資者からさんざん逃げ回ったあげく、調整見舞金で訴訟を丸く収めようとする姿勢に激怒するユーザーも見受けられました。
Twitterでの意見
みんなのクレジットは、口座開設で2万くれるとかで、突っ込んだ人も多かったが、余裕で1年で逃げれると誰もが思っていた。1年くらいしか持たなかったのだ・・・ 豊田商事ですら3年以上はもっていたはずだ これでは怪しい金融会社に誰も突っ込めない
Twitterでの意見
みんなのクレジット集団訴訟事件、これ現代のポンジスキームじゃん
Twitterでの意見
何年か前に『みんなのクレジット』って、ソーシャルレンディング金融商品にいち早く手を出して、年利14%ほどの高利回りでかなりの利益を出したことがある。 出資時から察してたけど、典型的なポンジ・スキーム…自転車操業投資詐欺だったわけ。あとから出資した人たちは、元本割れして訴訟中だっけ…
Twitterでの意見
ソーシャルレンディングとしてアフィ報酬が高くて某インフルエンサーもすすめていた「みんなのクレジット」のサイトの現在がこちら
Twitterでの意見
みんなのクレジットのドメイン(http://m-credit.jp)の有効期限が本日までとなっています。
裁判の方はまだ継続しているのだと思いますが・・・業界に大きな汚点を残したサービスでしたね・・・。
まずそもそもの構造がポンジ・スキームだったのではないかという声もありました。
2chでの意見
3 :名無しさん@お金いっぱい。:2020/10/19(月)
白石金返せ!
4 :名無しさん@お金いっぱい。:2020/10/19(月)
ホント返してほしい、
出資した方は、代表の白石さんに怒りを覚えている方が大半のようです。
2chでの意見
9 :名無しさん@お金いっぱい。:2018/09/13(木)
みんくれの白石が円陣で訴えようとする被害者を逆に名誉棄損で訴えるみたいだぞwww
41 :名無しさん@お金いっぱい。:2018/12/28(金)
見舞金なんて払わなくても何の制約もないんだから
金あるなら先に訴訟してる人に和解金払うだろ。
24 :名無しさん@お金いっぱい。:2019/03/06(水)
詐欺られてお見舞金wって
どんだけ馬鹿にされているの?
って話し。
これはひどい
2chでも「調整見舞金で収めようとしている」という事実に、さらに怒りを顕にしている方も多くいるようです。
Web上での意見
残念ながら何年経とうが風化は無い
国の決めた時効なんざ意味をなさない
関係無い
貸したカネは返す
ゴミでも分かる道理
Web上での意見
えw白石まだ生きてんのw
ノコノコ裁判来てんのかな?
よく東京歩けるなw
大勢の投資家に虚偽で金集めて返せませんとか
ウケる
Web上での意見
裁判で涙声で訴えていたようだが、白石は都合悪くなると、顎を少し引いて上目遣いになり、三つ指立てて、まるでいじめられた子どものような表情だ出し、哀愁漂う目線で相手
訴えかけ、瞬時に涙を流す芸当を持っている。彼の話すことと表情は全て嘘。
訴訟にかかわっている方の多くは、代表の白石氏に対して最後まで戦う姿勢をすでに見せています。
Web上での意見
調整手当金なんて嘘ばかり。いっせんもかえってきてない
調整見舞金を出すという施策は、逆に反感を買っていましたが、実際にお金が振り込まれてすらいないようです。
3. みんなのクレジットの評判から分かった4つの悪い評価
ネット上の評判・口コミを調査した結果、予想通りみんなのクレジットに関しては悪い評価しかありませんでした。
主に悪い評価として見受けられたのは4つです。
- 騙されたがお金は返ってきていない
- 白石元代表の対応がひどい
- 調整見舞金で投資家を黙らせようとした
- そもそも仕組みがポンジ・スキームだった
お金を増やそうと思って投資しても、悪い業者に投資してしまうと、最悪の場合、全額返ってこないということになりかねません。
危険性を理解するためにも、悪評にきちんと目を向けておきましょう。
3-1. 騙されたがお金は返ってきていない
2020年6月の判決で、賠償命令が出ているものの、その金額はわずか約1億円程度でしかありません。
先述したように、みんなのクレジットは設立から1年も経過していない時期に、40億円もの出資金調達に成功しています。
この訴訟に関しては、個人投資家22名からなる集団が提訴したものであるため、返済金額は少なかったことも、理由としてあげられるでしょう。
他にも多数被害にあっている方がいますが、その大多数はまだお金が支払われていない状態。
実際に評判・口コミでも、お金が返ってきていないという声が多く見受けられ、投資金を回収できない方が大半であることが分かっています。
3-2. 白石元代表の対応がひどい
先述したように、みんなのクレジットは2017年に、財務局から業務停止命令を受け、ずさんな資産運用手法が明らかになりました。
当時の代表であった白石伸生氏は、あろうことか、投資家から集めていたお金を自分の借金返済にまで使っていたことも判明しています。
しかし白石氏は、投資家に対して公の場で謝罪することもなく、法廷に出ても金融庁に責任を押し付けるなど酷い対応を繰り返しました。
投資家からすれば、自分の大事なお金が、こんなにひどい使われ方をするなら投資すらしていないはず。
白石氏は元々「全日本プロレス」を買収してオーナーになった過去もある実力者ですが、それ以前には企業再生事業を興して、数年で破産しています。
投資する際には、その会社は本当に問題ないのか、代表の経歴などについても、きちんと調べておくように心がけましょう。
3-3. 調整見舞金で投資家を黙らせようとした
みんなのクレジットが、投資家に対して行った最大の愚行が「調整見舞金」。
2018年3月、すでに債権譲渡し(融資先からのお金の回収を諦めた)、投資家から提訴されていた時期に、みんなのクレジットは投資家に向けてある一通のメールを送信しました。
その内容が「調整見舞金」であり、簡単にまとめると、
- 申し込みフォームから連絡すれば損失相当額分を支払う
- しかし調節見舞金を支払う方法・時期は未定
- 調節見舞金の支払いには異議を申し立てないこと
- 支払いが行われなくても訴訟を起こさないこと
- 同意事項に違反した場合は、調節見舞金を返還し、損失相当額分の倍の金額を請求する
という投資家すると、何のメリットがあるのか分からないような文章だったのです。
要約すれば、単純に「調節見舞金は支払うか分からないが、申し込んだ後にみんなのクレジットに不利なことを言えば訴える」というもの。
この調整見舞金が火に油を注ぐ結果となり、さらに訴訟問題を炎上させる結果となってしまいました。
3-4. そもそも仕組みがポンジ・スキームだった
ポンジ・スキームとは、もともと19世紀にチャールズ・ポンジが発明した詐欺手法の1種。
出資を募って集めたお金を運用せずに、以前からの出資者に配当金として偽って渡すことで、あたかも資産運用が行われているように見せる手法のことです。
今回のみんなのクレジットの件も、ポンジ・スキームに酷似しており、そもそも出資先も親会社だけで、社長が着服していたりと、散々な使われ方でした。
ポンジ・スキームは構造上、利益を生まないビジネスモデルであるため、最終的には倒産するようにできています。
会社が倒産すれば、借金を踏み倒すこともできてしまうため、一度お金を預けてしまったら、返ってきません。
市場平均と比較して、法外な利益が出ている商品に関しては、かなり危険が伴う、もしくは詐欺の可能性があるということを忘れないようにしましょう。
実際、ソーシャルレンディングにはみんなのクレジット以外にも怪しい業者がいるので注意ですね…
まとめ|投資先は必ず透明性が高く信頼できる事業者を選ぼう!
みんなのクレジットは、当初から「年利12%」という法外な利益が出るということを謳って、まだ投資経験が浅い初心者を中心にお金を集めていました。
ソーシャルレンディング事業は属性的に、不特定多数の人からお金が集められるので、人気になると、すぐにお金が集められるという特徴があります。
しかしその分、投機性も高く、悪用しようとする詐欺まがいの商材も多いので、きちんと会社の透明性などについて見極めなければなりません。
ただ、だからといってソーシャルレンディング事業者がすべて信用できないのかと言えば、そういう訳でもありません。
会社として透明性が高く、きちんと投資先や投資成績についても開示しているのであれば、全く問題はないです。
不動産投資のソーシャルレンディングを行っている「CREAL」なら、運用資産が約300億円を超えており、運用実績も公式HPで公開しています。
物件によっては、わずか1万円から投資することもできるため、少額から始められて安心です。
怪しい事業者が多いソーシャルレンディング事業ですが、信頼できる業者も存在するので、必ず透明性の高い事業者を選ぶようにしましょう。
実際に筆者の私もCREALに投資していますよ!